「がんばれヘンリーくん」のクレアリーの本ということで読んでみました。
クレアリーの本、子どもをよく見ているし子どもへの優しいまなざしが感じられます。
この本も、ふたごのジミーとジャネットの話がとても微笑ましかったです。
前半のジミーが穴を作っているお話、息子も同じように深い穴をほることにチャレンジしていたことがあり、息子とよく似ていると内心笑ってしまいました。
後半のジャレットのお話は、収集癖のことで、子どもって大人から思うと何でこんなものをと思うような、石とかきらきらしたものを集める時期ってありますよね。これも息子でも同じ経験をしたのでおもしろかったです。
それぞれのお話のまとまりもよかったですし、二人を見守る優しい両親の在り方もいいなあと思いました。
幼年童話としてもちょうどよい分量です。
絵がやまわきゆりこさんなので親しみが持てました。