火曜日の夜に何が起こったのか。息子が小さい頃の反応は、宙に浮く蛙たちの姿をうれしそうに追うというものでした。ページごとじっくり観察するのが実に楽しそうで、変わったこと、おもしろいことが大好きの彼にぴったりの作品と思ったものでした。すでに小学生になった現在、再び一緒にページを開くと、今度は最後のページが一番楽しいとのこと。理由は「この後、どうなるかが楽しみだから」。つまり、この後は自分で作りたいということでもあるのかな。
火曜日の夜に何が起こるのか。この作品は、イマジネーションを駆使した最上級のエンタテイメント絵本です。イラストは天下一品。絵を眺めながら、いろんな会話がはずみます。