かぜはどこへいくの」 みんなの声

かぜはどこへいくの 作:シャーロット・ゾロトウ
絵:ノッツ・ハワード
訳:松岡 享子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1981年03月
ISBN:9784033271200
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

  • そうだったんだぁ

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    昼も夜も必ず訪れ、また次の場所に届けられる。

    じゃぁ、かぜは…? 道は…?

    何気ない子供のふしぎへのママが答えに、どこまでも続く自然や
    終わる事のない時の流れを知り、穏やかな気持ちになりました。
    改めて季節の移り変わり、空の動きに目を留めた時、また次の
    出会いが待ち遠しく感じるようになる一冊です。

    投稿日:2010/04/27

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  • 様々なエッセンス

    この絵本はさまざまなエッセンスを含んでいて
    とてもステキだなと思いました。
    まずは全ページモノクロの世界なんです。
    だからこそ余計に読み手の想像力を膨らませるなと思いました。
    たとえば
    “あかるかった そらのいろは あおから ピンクに
    ピンクから ふしぎな 夕がたの むらさきいろにかわりました”
    という文章があるのですが
    思い浮かべる色は人それぞれであるはずなのです。

    そして 子供の矢継ぎ早の疑問や質問にも
    穏やかに、丁寧にこたえているお母さんの姿勢がすごくいいです。

    投稿日:2009/05/31

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  • ゆっくり語り合いたい

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    子どもの素朴な質問で答えにくいようなことって多いですね。
    難しい話は理解できないかなと思うけど、だからといっていい加減な答えはできないし・・・

    この絵本のお母さんはゆっくりと子どもの疑問に答えてあげます。
    子どもとの時間を大切にしているのですね。
    我が家の子どもたちも大きくなって、このような時間が懐かしくなりました。
    今では親の解釈に反論して、大人よりもずっと現実的で寂しくなります。

    投稿日:2009/03/18

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  • 包み込んでくれる感じがいい

    息子がたまに(いつ以来だろうかと忘れた頃に)持ってくる絵本です。どんな時に選ぶのか考えてみると、眠くて仕方ない時、静かに(読んでほしいとか)寝たいと思っている時かなと思いました。
    ある日、眠くてどうしようもなく機嫌が悪くて、背を向けてふて寝する息子の背中越しに読んでやりました。気に入らなければそのうち怒るだろうと思っていましたが、静かに聞いているなと思ううちに寝息を立てて夢の国へ。
    絵本の中の僕の問いかけに対して優しく答えるお母さんのやりとりは、聴く者を包み込んで、静かにゆっくりとした語り口調が心地の良い眠気を誘うようです。うれしい気持ちも明日につながっているし、嫌な気持ちで今日が終わっても、新しい明日(気持ち)が始まるのだからと諭されているようなで、大きなものに包まれてどんな時も自分を認めてくれているように感じるのかもしれません。
    おそらく一番に挙げる作品ではないかもしれませんが、息子にとっても特別な絵本なんだと思います。

    投稿日:2009/03/04

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  • ヤングアダルトに沁みるかも

    娘がもっとちっちゃい時も読んで、読解力もついただろうしと再挑戦。
    娘が大きくなり、たまに答えに窮する質問も出るようになり、私は前よりさらにいい絵本だな〜と静かに感動しながら読んでいたのですが、娘はやっぱり反応なし。
    「終わりになるものはない」なんて、まさに子どもに教えてあげたい事柄なんだけどなぁ。
    なにがあっても「終わりになるものはない=世界は続いていく」娘に知って欲しいです。
    思春期の時、きっと心に沁みると思うから。

    心が静かになり深いところまで堕ちていく。良質の絵本だけが持つ、目には見えないおまけがついています。
    ひょっとして子どもよりヤングアダルト世代の方が感じ入れるのかも。そ〜っと本棚に入れておきたいなぁ。
    柔らかな挿絵も雰囲気にあっていて良かったな。

    投稿日:2009/01/19

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  • うっとりする親子の会話

    おやすみ前のひととき、ベットの上で坊やがおかあさんに素朴の質問を次々にし、おかあさんがとってもステキな答えを返してくれるのです。
    聞いていて、うっとりする親子の会話です。

    この世のものは終わるものは何もなく
    また別のところで、別のかたちではじまる・・・

    読んでいて大人の私までとっても新鮮な気持ちになりました。
    最近、まさに「どうして?なんで?坊や」の3歳息子への返答にちょっと戸惑うことも多かった私は、とても為になりました。このお話のおかあさんのように、おだやかで優しさに満ち溢れた、賢い母親でありたいものです。

    そして、息子もこの絵本からいろんな事を知ることができたようです。
    早起きした朝、息子が「おひさまがこっちにでてきたから どこかにおつきさまがいったのかなぁ」と話しかけてきました。

    投稿日:2008/07/02

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  • 〜終わりのない物語〜素敵なお母さん♪

    絵本ナビの感想をみて、ずっと読んでみたいと思っていた絵本。

    全ページ白黒ですごく印象的。
    そして、内容もすごく優しいものでした。

    親子の会話なんですが。
    お母さんが子どもの質問にひとつひとつ丁寧にこたえてあげている姿が素敵です。なんて優しい素敵なお母さんなんだろう。
    お母さんの言葉は終わりのない物語のように、無限で優しい。そんな印象をうけました。

    息子がもう少し大きくなったら一緒に読みたいな。
    ゾロトウの絵本はやっぱり味わい深くて好きです。
    中でもこれはかなりおすすめです!

    投稿日:2008/05/03

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  • おしまいになるものは、なにもないの。

    どうして、おひるはおしまいになってしまうの?どこへいってしまうの?と子どもに聞かれたら、この本を読んであげたらいいと思います。読んだあと、子どもも、私もうっとりして眠りにつくことができる本です。

    投稿日:2007/08/22

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  • かぜがみえるといいな

    1日の終わりが終わりではないこと、どんなことも何かがどこかでつながっていることを、子どもの素朴な疑問に寄せてやさしく丁寧に説き明かしていくお母さん。とても心地よい親子の会話をつむぎだしています。
    昼も夜も 道も川の流れも 季節も
    「おしまいになってしまうものは、なんにもないの、べつのばしょで、べつのかたちではじまるだけのことなの。」と諭すお母さん
    「ほんとに ぐるぐる ぐるぐる つづいていくんだね」と無邪気に気づく子ども

    生命も人の思いも巡っている いつまでもそれを素直に感じとれる大人でいたいと思いました
    素朴な線描が心に残る くまパパいちおしの会話

    投稿日:2007/04/25

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  • 眠る前に読みたい本!

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    おしまいになってしまうものは なにもないの。

    これがこの本から学んだことです。
    太陽も、月も、風も、葉も、波も、そして季節も。
    すべては巡り、姿を変え、また別の場所で存在し続けている。
    世界は繋がっているんだということ。
    明日も素晴らしい一日が待っているだ、と心から思える本です。
    寝る前の読み聞かせにおススメです!
    これを読んだ後は、何の不安もなく眠りにつくことができる。
    そんな気がします☆
    表紙意外はモノクロなのですが、色は読者にゆだねている感じがします。
    (カラーならまた別のステキな絵本に仕上がったと思いますが)

    投稿日:2006/08/15

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