動物園のかばくんと少年とかめくんの3人のやりとりのお話なのですが、「や かめくん」「や かばくん」と、とてもゆったりとした会話に、私も日々の忙しなさを忘れてしまいます。しかしちゃんと目玉となる場面もあります。ページをめくったら、見開き全部にわたる大きなかばくんの顔がどーん!と出て大きな口でキャベツ食べてしまうところです。「うわったべちゃった」と少年。私は初めて見た時笑っちゃいました。
絵もやさしい色調で、いろいろな格好をし、いろいろな角度から見たかばくんの絵もとても気に入っています。
他の絵本とは違ったニュアンスのある絵本だと思います。
(※3歳〜)