「きゅっきゅっきゅっ」 みんなの声

可愛いぬいぐるみたちとお食事。。あれあれ。みんな次から次からスープをおなかや手にこぼしていきます。
そのたびの「ふいてあげるね。きゅっ　きゅっ　きゅっ。」
この本を読むと自分もタオルを持ってきて一緒になっておせわしてます。
林明子さんの暖かな絵も子供の心に優しく響くようです。
最後は、ぼくがこぼしちゃた。。さてさて誰が、きゅっ　きゅっ　きゅっしてくれるのかな？

本を読む前にタオルを用意します。読みながら息子の口やおなかを拭いてあげると大喜び。一度手にすると何度も読んでとせがまれます。すごく笑ってくれるのでので読んでいても楽しいです。

本当になんてことの無いお話なのですが、優しい雰囲気の絵と、動物（ぬいぐるみ）が出てくるので子供が喜びます。
何度も読んでいるうちに一緒になって子供も「きゅっきゅっきゅっ｣と楽しそうに拭くまねをしたり、食事をしている時にこぼすと「きゅっきゅっきゅっ」と言って拭いたりしています。
何だかホンワリと心が温かくなる絵本です。

赤ちゃんむけかもしれませんが、うちの子は今でも楽しく読んでいます。赤ちゃんが動物たちとごはんを食べます。
ねずみがこぼしたり、うさぎがこぼしたり・・・
ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅっ、と。いっしょに子供の手や足を拭く真似をすると大喜び。
リズムがあってたのしいですよ。

拭いてあげるしぐさがかわいいです。
さいごにお母さんに拭いてもらって満足げ。
大好きなお人形さんとたのしいお食事ができそうです。

絵本のなかで、動物たちが口の周りを汚すたびに「あっ！」と声を出して、絵本に手をあてて「きゅっきゅきゅっ」と拭くまねをしています。普段の生活の中でも、口の周りが汚れてる子をみると「きゅっきゅっきゅだよ」といったりしてますね。お世話をしようという気持も育つ絵本なのかな。

うちの娘もこの絵本が大好き。
初めて読んであげた時に私が「あら、こぼしちゃったね。タオルで拭いてあげよう」とわざわざタオルを取りに行ったのをきちんと覚えているようで、読んでほしいと思った時は自らタオルを持って本を持って私のところにきます。
ねずみさんやうさぎさん、くまさんとおんなじように娘の手足を拭いてあげるときゃっきゃっと大喜び。そして、ぬいぐるみの手足をも拭きにかかります。
日常のほんの一場面のおはなしですが、食事の度に心やさしいほんわかしたこの本の情景が頭に浮かぶ…そんな絵本です。

汚れたらきゅきゅきゅとあちこち拭くところで、子供もそのページになったら同じように自分もきゅきゅきゅと拭く真似をして遊んでます。
自然に出来る所がいいです。

１歳の娘は、ごはんの後など口のまわりを拭かれることが嫌いだったのですが、この本を読むようになってからはきゃっきゃ笑って拭かせてくれるようになりました。
ちょっとしたことで子供の気分や認識は変わるものだなあ、と感じ、それをうまくリードしてあげるのが親の役目、なんて思いました。
「ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅ」楽しいですよ。

赤ちゃん、うさぎ、くま、ねずみが一緒にスープを飲みます。赤ちゃんがスープをこぼした子のお世話をして「きゅっきゅっきゅっ」と拭いてあげるのですが、今度は自分のお口のまわりをベタベタにしてしまって、お母さんにお世話されて「きゅっきゅっきゅっ」。お母さんに拭いてもらっている時の赤ちゃんの表情がとてもかわいいです。
自分でスプーンを持つようになった時期にお薦めの絵本だと思います。子どもって大人にしてもらうことと同じことを、よくぬいぐるみなどにしたがりますよね。ちょっと大きい子になった気分に浸って、絵本と一緒に「きゅっきゅっきゅっ」とお世話上手になってみるのが楽しいですよ。