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絵・文: 川浦 良枝  出版社: 白泉社 白泉社の特集ページがあります!
お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

夕あかりの国」 みんなの声

夕あかりの国 作:アストリッド・リンドグレーン
絵:マリット・テルンクヴィスト
訳:石井 登志子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:1999年
ISBN:9784198609948
評価スコア 4.27
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みんなの声 総数 10
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  • 優しくて美しい絵本

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    『長くつしたのピッピ』で有名なリンドグレーンは、荒唐無稽な話や、スウェーデンの子ども達の日常を丁寧に描いた話が有名ですが、ファンタジー作家としても卓越しています。
    リンドグレーンの描くファンタジーは、弱いものに対する視線がとても優しくて、悲しい結末だったとしても必ず読者が納得できるだけの救いがあるのです。そしてなんといってもお話自体がとても美しいのです。

    このお話も、現実の世界ではもう一生歩けない少年が、夕あかりの国では何でもできて、それが「あたりまえのこと」なのです。
    少年は「一生歩けない」という現実から逃れることは出来ませんが、夕あかりの国というもう一つの世界を持つことによって「なんでもできる」という開放感と自由を得ることができたのです。

    苦しい現実から空想の世界に逃げるのではなく、しっかり地に足をつけたファンタジーです。現実をきちんと踏まえているからこそ、ファンタジーとしての輝きがある絵本です。

    掲載日:2006/04/15

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    2
  • 別の居場所

    体が不自由なヒトにとって(病気でも怪我でも子どもでも大人でも)
    別の居場所があるのは大事なことなのかもしれません。いえ、体が
    不自由でなかったとして、誰にだって「自由でいられる場所」を持つ
    ことはいいことに決まっている、そう思います。
    だから、この絵本のような物語は救いになるのかもしれません。
    でも。もしかしてそれは私自身が今特に不自由なく暮らしているから
    思えることなのかもしれない・・そう思うとちょっと複雑な気持ちに
    なります。
    我が家の娘は脊髄の先天異常で下半身にいろいろと不具合があって。
    今は足の手術をしていちおう「普通に」暮らしていますが、娘が
    読んだらこの絵本に対してどう思うかな。「夕あかりの国」は素敵
    だけど、それでもやっぱり夕あかりの国以外でも普通に歩いたり
    できる方がいいな・・そう言うのではないかとも思ってしまうのです。
    もしかしたら能天気な娘ですので「よかったね」って思うだけかも
    しれないのではありますが(笑)。

    掲載日:2015/01/25

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    1
  • そままでいいの?

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子14歳、女の子12歳

    ずいぶん前にこの本を読んでいましたが、どうしてもポジティブな感想が書けそうになくて、封印してました。
    今回、読み直してみましたが、やはり、印象はあまりかわりませんでした。

    この作品をヨーランと同じ立場のこどもたちが読んで、心がなごむのでしょうか。

    「あそこにいるときは、すごくうれしいんだ。足がわるくても、ぜんぜんへいき。だって、夕あかりの国では、だれでも歩いたり、とんだりできるんだからね。」

    この言葉で終わったことに私はショックを受けました。
    夕あかりの国でエネルギーをもらって、明日の昼間、思い切って外に出てほしかったです。そうしたらヨーランのおかあさんもどんなにかよろこんだことでしょう。

    掲載日:2007/05/24

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    1
  • 5歳前の娘は「ふしぎな国だね〜!」と、感嘆していました。

    子どもの心への強い思いやりがしみ通った作品と感じました。

    夕あかりの明るさも暗さもあるトーンの中、見えるか見えないかの不思議なもやがあるからこそ、そのふしぎな雰囲気を味わえました。

    ヨーランはじめ、現実だけでは心がもたないだろう気持ちにいる子ども(大人も)はいないかとさがして「夕あかりの国」へ誘ってくれる’おじさん’や’かざみどり’の存在は、きっと、多くの子どもたちの心を支えてきたんだと思います。しかも1日だけではなく、あしたも迎えに来てくれるんです!

    すこし背伸びした選択だったかと思いましたが、4歳なりに心に響くものがあったようです。

    掲載日:2016/11/04

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  • 夢の中へ

    足が不自由な少年を、不思議なおじさんが「夕あかりの国」へ誘います。
    現実ではない世界で、電車の運転やバスの運転の疑似体験をしたり、現実ではあり得ない出合いをしたり、次第に少年が癒され、解放されていくところが、素敵でした。
    こういうときは夕暮れに限るのかも知れませんね。

    掲載日:2016/07/08

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  • 安らぎ

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子2歳

    疲れた時、何もする気が起きない時、とても癒される絵本です。
    現実の世界が厳しくても、夕明かりの国があるから大丈夫。
    そこではなんでもできるんだから。
    夕明かりの国では、なんでもないことだよ。
    美しい薄紫の世界で、リリョンクバストさんのおうちだけ明るい日が差しているのが印象的です。
    夕明かりの国で癒されたら、現実の世界へ戻って頑張れる気がします。

    掲載日:2008/02/20

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  • 夢がかなう国

    「夕あかり」という聞きなれないけれど、きれいな言葉にひかれてこの本を手にとりました。あとがきを読んだら、以前は「うすあかりの国」という題だったそうです。一文字でずいぶん印象がかわるものだなと思いました。あの「ながくつしたのピッピ」の作者リンドグレーンの作品です。空を飛んだり、電車を運転したり、高い塔にのぼたったり、子供の夢をすべてかなえてくれる夕あかりの国に、うちの子供も行ったことがある(!?)と言ってました。楽しい魔法使いのお話には子供は簡単に感情移入します。夕あかりの国の案内人の「リリョンクバストさん」というかわった名前が気に入って、子供が何度もくりかえして話しています。最初のページでは、男の子の部屋はうす暗くさびしそうです。でも最後のページ、夕あかりの国から帰ってきたときの男の子の部屋はとても明るいです。おかあさんがつけてくれた明かりだけでなく、男の子の気持ちの明るさなんだな、と思いました

    掲載日:2007/01/19

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  • 夕暮れのもつ不思議なチカラ

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    リンドグレーンの作品の中では、特別な雰囲気をもったお話です。病気で歩けなくなり、ベッドですごしている主人公が、ある日、夕あかりの国へ空を飛んで出かけていきます。
    夕暮れの一瞬の時間がもつ不思議な雰囲気は、現実と不思議の国を混在させる力を持っているのでしょう。空を飛ぶことだって出来るような気がします。
    親子でのんびりしているときに、ゆったりとした気持ちで読みたい絵本です。

    掲載日:2006/10/05

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  • 夕あかりの向こう

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    歩けなくなってベッドで過ごすヨーランの夕あかりのひととき。
    リリョンクバストさんという不思議な人の誘いで、
    何でも「だいじょうぶ」という夕あかりの国へいくのです。
    夕あかりのほんのわずかなひととき、その愛しい時間がいいです。
    ふさぎこんでしまうような運命のヨーランにとって
    「夕あかりの国では何でもだいじょうぶ」と言ってもらったことが
    どれだけ生きる勇気となったでしょうか。
    少し哲学的なところもありますが、
    純粋に夕あかりの国での体験を楽しんでください。
    空を飛んだり、電車の運転なんて素敵でしょう?

    『長くつしたのピッピ』で有名なスウェーデンの作家リンドグレーンの作品。
    スウェーデンの地名や夕あかりの情景が織り込まれ、絵も美しい絵本です。

    掲載日:2005/05/21

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  • 「だいじょうぶ、なんでもできるんだよ」

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子5歳

     足の悪いヨーランは、つい最近、もう一生歩けないことを知り、とても沈んでいました。するとそこにリリョンクバストさんという小さなおじさんが現れて、ヨーランを不思議な旅に連れ出してくれました。それ以来、毎日夕暮れどきになるとおじさんはやって来て、ヨーランを「夕あかりの国」に案内します。その国では、ヨーランは歩くことができ、何も心配することはなく、電車やバスの運転をしたり、美味しいごちそうを食べたり、何でもできるのでした……。
     「だいじょうぶ、夕あかりの国では、なんでもできるんだよ」という一言がとにかく印象に残ります。こういう一言は、子どもにとって真の救いになる言葉です。そこは、つらい思いをしている子どもたちが訪ねる安らぎの場所なのでしょう。
     読後、ヨーランは自分の足のことを知ったとき、とてもショックだったと思うよ……と息子に話すと、「でも、死んでしまったわけじゃないから、何だってできるよ」という反応。自分がそうなったら、適応するまですごくつらいと思うけど……と続けると、「生きているんでしょ、なら大丈夫」と非常に積極的な答えでした。これは、くよくよ落ち込まない(おめでたい)性格である息子独自の感想なのかもしれませんが、いつも感性に訴える感想をつぶやく彼にしては、さらっと前向きで驚きました。この作品は、つらい体験をしている子どもに希望を与える作品(わたしの感想)であると同時に、生きている限りできないことはないという前向きな気持ちを示す作品(息子の感想)であるのかもしれません。
     絵本自体、リンドグレーンのお話を絵本化したものですが、イラストがすばらしく、完璧に成功している例だと思いました。絵本としても完成度の高い作品です。夕あかりというイメージにぴったりの、落ち着いた夕暮れ時の描写が絶品です。

    掲載日:2005/03/27

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