なんだか重いなという絵本です。
今はまだ小学生の子供に読んであげれるような
答えは私の中にないのですが、
私自身大きな刺激を受けてしまいました。
何度も何度もハッとする場面がありました。
よそ者を煙たがる町の人。
転勤族の我が家はハッとしました。
そして
手紙では嘘をつき町に受け入れてもらったといって心配させまいとするかえる。
子供たちのそんな嘘を見逃してはいないだろうかとハッとしました。
最後は死んでしまうのです。
死んでしまわなくてもよかったのにとさみしくなりました。
でも残った村人に「気づき」をあたえるという仕事を
全うしたのだろうか?と悶々と考えています。
何とも答えがない私への宿題のような重い絵本です。