いろいろなおおかみと七ひきのこやぎがありますが、この本は、絵本らしく感じました。ここには、人間がでてきますが、おおかみにさからえない人間が描かれていておもしろさがアップしています。母やぎの愛情の深さを文章で表現され、人間のようでした。同じように悪知恵のはたらくおおかみも悪い人間らしいく表現されていました。すごく、教訓めいたお話なので、大好きな1冊です。
悪知恵をきかせながら、なんとか母やぎになりすますおおかみの様は、読んであげている子供にはとても悪い存在でした。簡単に家の戸をあけてしまう子やぎらの姿を我が子にたいして、あなただったらどうする?と話し合いができました。大人は目的のために、こどもをだますことはとても簡単。やはり、母やぎの教訓をどこまで理解できているのか繰り返し学習させる日々が現実の生活に置いても重要だと親の立場からも痛感できました。
図書館に行って、他の「おおかみと七ひきのこやぎ」を探して見比べましたが、好みのせいかこの本のほうが親子で納得ができるものでした。
息子お大好きな1冊にすでになっており、どんなところがおもしろいのか一度ゆっくり話をしたいとおもいます。