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やくそく」 みんなの声

やくそく 著:ニコラ・デイビス
絵:ローラ・カーリン
訳:さくま ゆみこ
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2014年02月10日
ISBN:9784776406334
評価スコア 4.43
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  • 希望

    思わせぶりなタイトルとさみし気な表紙
    一体どういうお話なのかと読み進めましたが
    そこに希望を感じることができるお話でした。

    スリをして生活している女の子が
    おばあさんのかばんをひったくるという衝撃のはじまり。
    スリってかすめ取る悪事のイメージなのに
    今回は強引なひったくりをしたのはなぜなのかしら・・。
    よほど切羽詰まっていたのか・・。
    ひったくったカバンに詰まっていたたくさんのどんぐり。
    おばあんさんとした「やくそく」と
    そのどんぐりを見て、心が満たされていく女の子。

    物理的な充足感とともに
    心が満たされなければ
    生きていく希望は抱きにくい・・そんなことを思いました。

    投稿日:2019/04/06

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  • おばあさんの願い!

    タイトルと暗い絵がちょっと気になって選びました。荒んだ街、荒んだ大人たちの中で生活する少女ですが、おばあさんと出会ったことで前向きに考えられるようになってよかったです!おばあさんの願いが叶って本当によかったです!「やくそく」が守られて、少女に良心があって救われました。

    投稿日:2017/05/18

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  • 出来ればもう少し希望が持てる表紙絵で

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    ストーリーは将来的に希望の兆しを感じる前向きな内容でしたが、いかんせん表紙絵が暗すぎます!
    確かに、物語の設定上、最初はどうしようもないどん底の暮らしぶりを描かなければならないと思いますが、絵本という媒体で表現しているからこそ、もう少し前向きになれる表紙でもいいんじゃないかな?と、感じました。

    面白いのは作者の経歴!
    ケンブリッチ大学卒で専攻は動物学だそうです〜。
    へぇ〜へぇ〜って、感じです。
    絵は今イギリスで注目のイラストレーターですが、絵本はこの作品が初めてだそうです。

    「やくそく」の真意を理解できる年頃というのを考えると、
    読み聞かせたりブックトークしたりするなら、小学校高学年以上にお薦めします。

    投稿日:2015/02/21

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  • おばあさんのどんぐり

     町がすさんで、おとなたちもすさんでいたら、子どもだってすさんでしまいます。
     すりをしている少女が、ある日うばったのは「どんぐり」でした。 かばんの中に、どんぐりをいっぱい入れていたおばあさんは、いったいだれっだのでしょう、、、。

     どんぐりが育って、町や人の心は明るくなっていきます。人を癒す、木の力、自然のパワーを感じました。
     暗いまちが、いろとりどりの町になっていく場面がよかったです。
      
     語りかけるような文章と絵に、しみじみしました。

    投稿日:2014/05/19

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    1
  •  すさんだ街で暮らす、すさんだ心の私が、行きずりのおばあさんとの約束を守ることによって、自分自身も街も人々も変えていったというお話。街を植物で潤わせていくストーリーは、バーバラ・クーニーの「ルビナスさん」をちょっと思い出させます。
     簡潔で美しい文、センスを感じさせる絵・・・。素晴らしい文、絵、訳のハーモニーのおかげで、素敵な絵本を読むことができる幸せを感じました。表紙を開いてまず見る見返しから、裏表紙を閉じる前の見返しまでの、色彩の変化!変わるってこういうことなんだ、変わったらこんなに心がわくわくするんだ・・・と一目瞭然。
     大きな子向けの、一見地味なこの絵本を、自分から手にとる子どもは、ほとんどいないのではないでし ょうか?身近なおとなが手渡したり、または学校での読み聞かせやブックトークの活動を通して、多くの子どもたちのもとに届いたら良いなぁと思いました。

    投稿日:2014/04/23

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    1
  • スリをして生きている少女が主人公ということが、まず衝撃でした。
    色彩のない街は少女の心そのもののようです。
    その少女が奪い取ったのは、カバンいっぱいのどんぐりの実。
    不用意に「どんぐりを植える」ことを約束した少女ですが、約束を守ることができたのは、少女の心のどこかに良心があったからでしょう。
    どんぐりを植えることで、町には次第に緑が芽生え、色が埋めていきます。
    象徴的な絵の中に、少女の救済が描かれています。
    少女もまた、どんぐりの実の入ったカバンを盗まれます。
    でも、かつての自分のように、盗んでいった若者に夢を託す少女は、いつか心豊かになっていました。
    ローラ・カーリンの絵には、いろいろなものが埋め込まれていて、意味深く感じました。

    投稿日:2014/03/31

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