表題が7歳の息子好みで、
図書館から借りてきました。
こちらの狙い通り喰いついて来た息子。
親もどーしょーもないとサジを投げるほどのバカ息子が、
王様と娘と結婚するために、旅に出るところから、
物語は始まります。
途中で出会う仲間たちと愉快な旅を続け、
王様から出された難問も、仲間たちのおかげで乗り切って・・・。
このあたりは、
「シナの5人きょうだい」とか、
「オズのまほうつかい」みたい。
でも私が個人的に思うこのお話の一番のポイント、
それは、
バカでもなんでもいい、
もっと大切なもの、『助けあいの精神』。
器用でなくても、頭の回転が悪くても、
出合った人たちを飛行船に乗せてあげた、
主人公のバカ息子。
だから、みんな彼のために、頑張ってくれたんだしね。
親子で助け合いの精神を学んだ?一冊でした。