「うどん対ラーメン」 大人が読んだ みんなの声

私はどちらかというとうどんが好きな方ですが・・・・
それも　京うどんの腰があり細めのうどんが好きです
うどん体操して　　コシを強くしてるのが　すごいな〜

なんと　ラーメンからの手紙でどっちが美味しいかの対決
ラーメンの顔がちょっと怖い〜！　　ラーメンモンスターとは　なかなかの負けず嫌い　やるね〜！
でも　・・・　うどんも負けていませんうどんやのおじさんの　みごとな　エビ天なげつけは　すごい！

そんな対決の時に　宇宙船がやってくるとは　思いませんでした
出てきたのが　そば（ヒゲのおじいさんのそば）　とは笑えるんです

このおじいさんは　なかなかの物知りじいさんででしてね
どっちも　美味しいんだと　仲裁に入り　　二人は仲直り

ラストはめちゃくちゃ　わらえるねん　

みんなが晩ご飯に食べたのはね　イタリアンのスパゲッティとはね
みんな　それぞれに　美味しいんだよ！　
ラストは　ま〜るく収まりましたよ　　　めでたしめでたし！

表紙絵はとてもインパクトがあります。
見返しに描かれた4コマ漫画風のページはおまけみたいで楽しかったです。
でもここがプロローグであり、アピローグでもあるようなので、もしも読み聞かせに使うときは、ちゃんと初めの「見返し」部分からはじめて、裏表紙手前の「見返し」で終わってほしいです。

ナンセンス絵本ですね。
うどんとラーメンが意思をもって「どちらがおいしいか」競うために戦うお話です。
構図がとっても面白かったです。
この戦いは異空間みたいな場所で行われていたか、もしくは普通の人間には見えない状態で行われていたのでしょうか……。
物語の最初から最後まで、二人の子どもを連れたお父さんが戦いの現場である公園にいるんですよね〜。
最後にその家族のお夕飯のシーンも描かれています。
アメリカのコミック漫画みたいな展開が続く絵本なので、大人の読み手は好き嫌いがわかれそうですが、子どもたちは普通に面白がって読みそうな気もします。

また・・・何と言ったらいいか・・・
いまどき　の　ウケル　感じかな？
と、手に取りました
食べ物ー特に子ども達の大好物が題材ですから
飛びつきますよね
ん？この絵は、どこかで見たような・・・
柏葉 幸子氏の「遠野物語」
や
「ともだちはありくい」とかの
絵の方ではありませんか！？

アニメ風の絵は
ナンセンス的で
男子大好きですよね〜
3年生前後の男子は「ツボ」かと思われます

でも、本を閉じると
素敵なうどんとラーメン・・・
美味しそうです〜
上手な絵です（笑い

おふざけでありながらも
両者のいいところを認めたいたり
言葉遣いも乱暴ばかりではなく

最後のオチもおもしろいです

お楽しみ本って感じで
友達同士で
わいわい楽しむのがいいのかもしれません

ナンセンスな展開ですが、滋味深いです。
うどんとラーメンが、どちらがおいしいか対決する趣向です。
それぞれどんぶりに顔があるという、ラインスタンプにでも出てきそうな造形です。
その対決は、それぞれの特徴をとらえていて、意外に納得です。
戦いもクライマックスという所で、
気になっていたあのお方が！
ええ、うどん、ラーメンとくれば、あのお方も忘れてはなりませぬ。
かくして無事に大団円を迎えるのですが、
ラストのオチにずっこけそうでした。
でも子どもたちも大好きなアイテムだけに、魅力的です。
意外にリアルな造形も見所でしょうか。

私自身はもう　おばあさんの立場ですが
可愛い絵、女の子らしい絵本が大好きです。
パッと見た印象では
田中六大さんの絵はそういう感じではないので
知るまでは選んでいませんでした。
でも何冊か読んでみて、
そのおもしろさに惹かれてしまうのです。
ナンセンス？シュール？
えっ？そういう展開になるの？？というところで
読みたくなってしまうのです。
うどんとラーメンという身近なメニューの対決。
テレビの食レポよりおもしろかったです。
結局　オチもなるほど。。
うまくまとめられていると思います。
読んで笑って納得しました！