まるで、気の毒になるぐらい、情けないオオカミのお話です。
お腹のすいたオオカミ、「ブタの町を見つけた」と大喜びなんですが…
やっぱり、宮西さんのお作です。
すっかりブタたちに、手玉に取られてしまいます。
ああ、お話の面白みがなくなっちゃうので、詳しくかけないのが、非常に残念!
そして、いつもながらのこの展開に大喜びなのが、うちの息子。
単純ですが、弱き物が強き物をやっつける意外性が(絵本ではまあ、王道なんでしょうけど)
やはり受けの理由なのでしょうね。
そして、憎めないこのオオカミを、宮西さんが、愛情こめて(?)実に愛嬌たっぷりに描いています。
★をつけるのに、宮西さんびいきになってしまっているのでは…と思い、
シビアに見ようとしても、息子もここまで大好きなんだし…とまた、今日も星五つになってしまいました!