幼い弟を想う姉の気持ちが、優しく優しく描かれています。
自分にとっての素敵なことを、小さな弟に教えてあげたい。
あんなことも、こんなこともしてあげたい。。
これは少女の中の母性の目覚めなのでしょうか。
ラストの小さな少女が小さな弟をだっこして、
いつか、
あたしが おかあさんに なったら、
あかちゃんを だっこさせてあげる。
こんなふうに!
というシーンが、とても印象的でした。
どのページからも、温かな優しさが溢れているこの絵本。
子どものためにではなく、
私のためにいつもそばに置いておきたいと思いました。