うさぎを追いかけていたきつねが、今にもくずれそうな橋の上に2匹が取り残されてしまうお話です。
まるでシーソーのようになっってしまった橋の上では、下に落ちてしまわないようお互いに距離を置いて立ち止まります。
どちらも動くことができず、その間、色々と語り合う中で信頼関係を深めていったり、うさぎが眠ってしまった時には「命を大切にしろ」と起こすきつねの優しさが垣間見れたりと、ドキドキ・ハラハラが詰まった絵本でした。
この絵本を通して、子ども達が人の優しさや自分を大切にすることに気付けたら良いなと思いました。