子供の為にではなく、弟ができたお兄ちゃんに
どう接していけばいいのか悩んでいた自分の為に読みました。
弟におもちゃを壊されて泣いているお兄ちゃん。
この状況では
つい小さい弟をかばってしまう私には
お兄ちゃんの味方になって、わざと意地悪な提案をしていき
最後にはお兄ちゃんに考えさせ
お兄ちゃんの優しさを引き出しているこの母に
すごい!なるほど!と関心させられました。
上手にお兄ちゃんの気持ちをくみ取っていますね。
ひもでしばってしまおうか?池に放り込んでしまおうか?と
ひどい!と思ってしまうようなことを言っている母ですが
表情やしぐさにとても優しさを感じます。
お兄ちゃんの弟への優しさも。
優しさいっぱいの本で気持ちがほんわかしました。
悩んで落ち込んでいた自分の心、救われたような気がします。