子供時代コロボックルシリーズにはまった私にとって、村上勉さんの絵は、キューンとなるくらい懐かしい。(まるで初恋みたい?!)
そんな表紙のカエルに惹かれて借りてきました。
ワタルくんの大事な青いバスタオルが、風にとばされてしまいました。森にお母さんとさがしに行くと、カエルの兄弟が、海とまちがえて遊んでいました。
そこへヘビがやってきて・・・???
大事な大事な(赤ちゃんの時からいつも使っていたという描写がリアルで、おっぱい星人の次女が思わず自分のことかと恥ずかしそうにしていました。)バスタオルを、カエルたちにやることにした、というとてもシンプルなお話なのですが、海だと思いこんでいるカエルたちがかわいく、夜の色づかいがきれいです。
なんだか、ほのぼの気分になれる絵本です。