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うみをあげるよ」 みんなの声

うみをあげるよ 作:山下 明生
絵:村上 勉
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1999年
ISBN:9784032049107
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,281
みんなの声 総数 13
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  • 卒業

    ワタルくんの心の成長を描いています。

    青いバスタオルを、お昼寝のときにいつまでもタオルの端をちゅくちゅ

    くしゃぶりながら寝ないと寝れないワタルくんです。

    ワタルくんの青いバスタオルを海だと勘違いしたかえるさん兄弟の為に

    譲ってあげるのです。

    諦めるまで少し時間はかかりましたが、自分から決心したのできっと

    後悔はしないと思いました。とても優しいワタルくんに拍手を送りたい

    です。自分から納得するってやっぱり子育てが上手なおかあさんだと思

    いました。見守っていただけだと思いますが、見守るって忍耐がいるの

    で子育てにとても大切だと思いました。

    投稿日:2010/10/02

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  • 心の成長に立ち会える

    『てがみをください』の作者さんコンビの作品ということで、興味を持ちました。
    ワタルくんが赤ちゃんの時から、いつもかけて寝ていた青いバスタオル。
    お母さんが洗濯して干しておいたら、風に飛ばされてしまいます。
    あれがないとおねんねできないよとなくワタルくんですが、出会ったカエルたちが、タオルを海と思って遊んでいて…
    ワタルくんの心の成長に立ち会えて、嬉しい気持ちになりました。
    懐かしい雰囲気の絵に、癒されます。

    投稿日:2021/01/16

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  • 昔の作品ならではの良さ

    日常の中で起きた、ふしぎな出来事により
    主人公の男の子のこころが成長する・・・。
    とてもシンプルな物語ですが、これぞ絵本!と思いました。
    派手なエンターテイメント性がなくとも、
    分かりやすく、安心して読むことができる絵本は、ながく読み継がれるのだと感じました。

    投稿日:2017/12/31

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  • 海のひろがり

    ワタルくんがカエルのきょうだいにあげた「うみ」は
    ワタルくんがだいじにつかっていたあおいバスタオルです。
    バスタオルなのに、読んでいてほんとに海のひろがりを
    感じました。潮風の匂いも。ホタルのひかりがとうだいと
    なるのも素敵でした。
    読んでいるうちに、自分が小さなカエルとなってしまったと
    いうのではなくて、ほんとに目の前に大きな海があらわれた
    ような気持ちになったのです。
    『うみをあげるよ』というタイトルも、うれしくなります。

    村上さんの絵がやっぱりいいのだなあというのも、もちろん
    ありますが、山下さんが幼少期、瀬戸内海の能美島で過ごした、
    ということもあるのだろうなあって思いました。
    この絵本は「山下明生の海の絵本」シリーズのうちの1冊なの
    ですね。他の絵本も読んでみたいです。

    投稿日:2012/05/28

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  • ワタルくんのお気に入りの青いタオルが洗濯して干している間に風がふいてなくなってしまいます。ワタルくんはそのバスタオルを見つけるのですが、かえるの兄弟が「これは海だよね?」と海だと思い込んで楽しんでいるのを見て、カエル兄弟にプレゼントすることに、、、、。

    誰にでもライナスの毛布はあると思うのですが、大事にしているものから卒業するときに読ませたい本です。他の生物に対する愛情もあり、ほのぼのしていて、とても癒されます。

    ちなみに「うさぎがそらをなめました」という、女の子が落としたハンカチをうさぎが空だと思い込んで、やはりうさぎにハンカチをあげる話もあります。違う作者さんですがセットで読むとよりいっそう面白いと思います。

    投稿日:2011/05/18

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  • みずみずしさのある素敵な絵本です

    • みっしさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子8歳

    男の子が大事にしていたバスタオルが風に飛ばされ森へ落ちるのですが
    そのバスタオルを蛙の兄弟は海だと思って・・・

    蛙が海と戯れる情景とそれを見守る男の子の成長、そんなふたつのテーマがあるように思いました。

    とくに情景表現のゆたかさが素敵で、8歳の娘にもそれを無理なく
    楽しんでもらえたと思います。

    また繊細でみずみずしい色使いの絵がお話の優しい雰囲気を
    引き立てていてとても癒される絵本でした。

    文章表現やストーリーが8歳の娘にはちょうど良い絵本だったと思います。
    ぜひ小学校中学年におすすめです。

    投稿日:2010/06/30

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  • なんて可愛い勘違いでしょう

     なんて可愛い勘違いでしょう。
     ワタルくんのお気に入りの青いバスタオルが、風に飛ばされ、捜してみれば、そこには小さい命が二つ。

     この出会いが、ワタルくんをおにいちゃんにしてくれましたね。

     緑と青の二色をメインに使った色合いの絵が素敵です。
     
     “ホタルの光の灯台”という表現で、心がフワ〜ってあったかくなりました。

     カエルくんの活躍するこれからの季節に如何でしょうか。

    投稿日:2010/06/02

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  • 海ごっこ!

    図書館で偶然、大好きな村上勉さんの絵なので手に取った絵本でしたが、大当たりでした!

    小さい時から一緒に眠っていた青いバスタオルが、ある時、強風をともなう雨で
    飛ばされてしまい、泣いていたワタルは、雨がやんだ後、お母さんと
    タオルを捜しに出かけます。

    見つけると、そこには2匹の兄弟ガエルが、バスタオルをまだ見たこともない海だと思って、
    思いっきり海遊びを始め、ワタルは.... という話です。

    1つの話の中に2つのエピソードが組み込まれていて、
    ワタルくんの成長もすがすがしいですし、無邪気なカエル達の発想も
    とっても夢があって楽しく、村上勉さんがその世界を描ききってくれていると感じる絵本でした。

    息子は、カエル達の海ごっこのページが好きで、バスタオルの話と
    呼んでいます。是非、入手して手元に置きたい絵本の1冊になりました。

    とても可愛い話です。是非、読んでみて下さい。

    投稿日:2010/05/08

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  • 心あたたまる一冊

    わたる君の大事青いタオルが風で飛ばされてしまいます。
    それがないとお昼寝が出来ないわたる君・・・
    さがしに行くと、二匹のカエルが
    そのタオルを海と間違えて遊んでいました。

    題名から、とってもかわいい!
    村上さんの絵と山下明生さんのお話は大好きだったので
    自分も小さいころから読んでいました。

    今4歳の娘がわたる君と同じように、
    大事な毛布がないと寝ることが出来ません。
    その毛布には誰も触れてはいけないというくらい大好きです。

    この絵本を見て、娘に
    「かえるさんに毛布貸しあげられる?」と聞いてみると
    「あたしのは青くないからかえるさんはいらないよ」と言っていました(笑)

    わたる君のように、大事だけど貸してあげられるようになると
    いいのですが・・・

    投稿日:2009/09/24

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  • 大切な物とのお別れ

    息子には大切なタオルというのはなかったのですが、これがないとダメという大切なタオルがあるお子さんの話はよく聞きます。
    息子は、よくシーツの上を海に見立てて遊んでいることがあります。カエルには、バスタオルがジャストサイズの海なんでしょうね。

    大切なタオルだけど、ワタルくんはカエルたちが海だと喜んでいるので、譲ってあげる決心をするのですね。ワタルくんのバスタオルが、ただなくなったというだけでなくて、カエルの海になったという素敵なエピソードが生まれたことで、ワタルくんが大切な物とのお別れがすんなりできてよかったなあと思いました。

    子どもは大人より早いスピードで成長していきます。この絵本のワタルくんの心もタオルとお別れしたことで成長したようです。我慢してタオルをあげるのではなくて、かえるの方が自分よりも必要だとわかったのであげるという心の動きがよく描かれていると思いました。

    投稿日:2007/06/14

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