工藤ノリコさんの作品だったので選びました。表紙はミステリアスで少し怖いのかのという印象を持ちましたが中身を読んでみると表紙で受けた印象は消えました。主人公はとても親しみやすいし、主人公をまもる“ケロケロセブン”が本当にいい味を出していて素敵でした。一番面白かったのは鍵のかかっている扉を破って通った時です。こんな通り方もあるのか!と度肝を抜かれた気分でした。主人公が背中に背負っているものの意味がここで分かりました。ケロケロセブンは王様思いでとても好感が持てました。脇役で登場するお化け達も可愛らしくて素敵でした。