絵描きは何を求めて絵を描いていくのか。先達のゴッホや、名もない絵描きたちに思いをはせながら、自分にしか描けない絵を求めてさまよう人間の姿を豊かに描く絵本。
ひまわり(ゴッホ)、宮沢賢治と思われる人など、いせさんが影響を受けている事柄が出てきます。
もしかしたら、この少年は、いせさん自身なのでは?と思います。
印象的な場面は、引き出しをあけるシーンです。
「きょうの 記憶を しまっていたら、きのうの 記憶が ふと よみがえる」なんて、素敵な表現でしょう。 (なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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