友人からすすめられて読んだ本なのですが、絵を描く人がこのような感覚で自然の現象や物事をとらえているんだなあと、感心させられる内容でした。
おつきさまをぬすんだり、山焼けの赤をもらったりという発想は、これまでの私にはとてもなかったものですし、一日中雲のものがたりをみるなんて、時間に追われる日常からは想像つかないものです。でも、こういった自然のとらえ方が、絵描きさんの絵に生きているんですね。
音をきくように、色をきこう
記憶は空でつながっていた。。。すてきなコトバがいっぱいで、思わず書き留めたくなりました。
絵を描くお仕事ではありませんが、もっと心をやわらかくして、物事と向き合わないといけないなあと思わされた一冊です。