エイミーとルイスはいつも一緒。ママに教えてもらった、特別な言葉でお互いを呼び合う。けれど、エイミーは遠くに引っ越すことに…。友だちを思う気持ちがあふれる物語。オーストラリア児童図書賞2007年受賞作。
丁寧に描かれたやさしいタッチの挿絵に惹かれて手に取りました。
引っ越しによって離ればなれになってしまったエイミーとルイス。ふたりの寂しさや切なさが画面からひしひしと伝わってきます。
大きな声で呼んだらエイミーに届くかなと聞くルイスに、パパやママは首を振ります。でも「やってみるしかないわね」と言ってくれたおばあちゃんは素敵でした。
角田光代さんの訳は、違和感なく心に響いて、さすがだなと思いました。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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