
中1の奈緒(なお)がピアノを教わっている絹子(きぬこ)先生の元に、フランスからサティのおじさんがやってきた。「アーモンド入りチョコレートのように生きていきなさい」大好きな人と、ときめきの時間がすぎていく表題作。少年たちのひと夏をふうじこめた「子どもは眠る」。不眠症の少年とうそつき少女のラブストーリー「彼女のアリア」。胸の奥のやさしい心をきゅんとさせる三つの物語。第20回路傍の石文学賞(ろぼうのいしぶんがくしょう)受賞。 解説・角田光代(かくたみつよ)。

中学生が主人公なお話が3つ入っています。短編集。
思春期だなーと感じさせるお話たちでした。
音楽が作中にたくさん出ます。どんな曲なのか私はすべては分かりませんでしたが。読んでいて曲たちが聴きたくなりました。
やさしい気分になれました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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