聖路加国際病院の顧問で小児科医の細谷亮太さんが、「体のこと、病気のことを小さな子どもにも知ってもらいたい」という思いで書いた「からだ だから すごい!」シリーズ。
本作『ゲーゲーピーピー おなかのびょうき』は、嘔吐や下痢など、お腹の病気に関する絵本です。 お腹の病気について理解するためには、お腹の中の仕組みを知っておく必要があります。この絵本ではまず、胃と腸の働きについてわかりやすく解説しています。 そして、ウイルスは人間のお腹の中が大好きなこと、汚い手を通して口から入っていくこと、そこから胃と腸で悪さをして、嘔吐や下痢を引き起こすことを、小さな子どもでも理解しやすい文章と早川純子さんの描くかわいいイラストで解説しています。
ウイルス性胃腸炎などのお腹の病気は、風邪と同じく、子どもにとってとても身近な病気。 病気になったとき、体の中で何が起こっているのかわかれば、不安も少なくなることでしょう。このシリーズから学べる体に関する様々なことは、体が辛いときの支えのみでなく、「予防」を心掛ける上でも大切な指針としてみるのもオススメです。
(洪愛舜 編集者・ライター)
人間のおなかの中には胃と腸がある。元気な胃は、食べ物をどんどんとかす。元気な腸は、食べたものからだいじなものをすいとる。そして、いっぱいうんちをつくる。でも胃腸がだいすきなウイルスたちが口から入ると、胃の元気がなくなって、ゲー。腸は急に動きだして、ピーピーうんちに…。そういうときは、ゆっくりしよう。おなかのちからがでるように、おなかにいいことしてあげよう。
うちの子、ただいまゲーゲーピーピーの真っ最中!!なのでこの絵本を読んであげることに!!どうしたらそういった病気になってしまうのかがかわいいイラストとお話で分かりやすくなっていたので、子供も聞きやすかったみたいで楽しんでました。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子6歳、 )
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