
一人息子を沖縄戦でなくしたマツは、骨をさがして本島の丘マブニにかよった。11年目に息子の骨に再会したとき、息子は、戦争は人間のすることじゃないと訴えるのだった……。命と平和の大切さを描く。

沖縄戦がどのようなものであったのか、改めて考えさせられる絵本です。
沖縄の人にとって、日本兵は決して自分たちを守ってくれる味方ではなかったのです。
考えると今なお、よそ者である日本人に自分たちの意思を踏みにじられようとしている構図は、変わっていないような気がします。
一方で人の命を大切にする、沖縄人の気質が滲み出ている絵本でもあります。
終戦後、自分の息子の遺骨を探し歩く沖縄の母マツさんは、戦時中に日本兵から受けた仕打ちを思い起こしながらも、日本兵の遺骨にも公平な目で、畏敬を失わないのです。
平和主義者である沖縄の心を、ないがしろにしてはいけないことを痛感しました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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