2020年は、ムーミン75周年。
ある秋の日、
ムーミンやしきを訪ねてきたのは、
ムーミン一家の友だち、トゥーティッキ。
ニンニという女の子をつれてきたといいますが、
すがたが見えません。
おばさんからひどく冷たいあつかいを受けて、
だんだん見えなくなってしまったのだといいます。
でも、ムーミン一家といっしょにすごせば、
ニンニはまた見えるようになるにちがいない、
トゥーティッキはそう思って、つれてきたのです。
いまに訴える、トーベ・ヤンソンの傑作短編、
「目に見えない子」が、
小さい子どもから楽しめる
美しい絵本になりました。
イラストを担当したのは、
ムーミンの版権を管理する会社の
公認画家。
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