
あるところに、ふるさとでくらせなくなった男の子がいました。ティーカップにふるさとの土を入れて、ボートで海にこぎ出します。ウクライナをはじめ、海外からの難民・避難民のニュースが増える昨今。本書の出版には、ふるさとを離れて暮らさざるをえない人たちのことを考えるきっかけになれば、という翻訳者の思いもこめられています。ページをめくるたび、広大な景色が入れ替わり、空や海の表情、その美しさに魅せられる一冊。

シンプルなタイトルと絵本のおしゃれなたたずまいが気になり、手に取りました。
ふるさとで暮らせなくなった男の子が、ひとつのティーカップにふるさとの土を入れて、ボートで海に漕ぎ出します。
ページをめくるたびに広大な景色が入れ替わり、空や海の表情に魅せられます。
「何もかもがふとしたきっかけで変わってしまう」というセリフにはドキッとしました。
日本では難民のことはニュースでしかあまり知ることができませんが、故郷を離れて暮らさざる得ない人々の苦悩が垣間見える作品でした。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子19歳、男の子16歳)
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