
「なにか いいこと あったかい?」おじいちゃんからそう尋ねられたダニエルは、いいことをさがしに、公園をめぐります。 さて、見つけられるでしょうか。
今まで出来なかったことが出来るようになること、からだが大きくなること、新しいいのちがうまれること……。 毎日がうれしくなるような絵本です。

ダニエルがおじいちゃんに問われて、身の回りの「良いこと」探しを始めます。
春の訪れを感じさせるちょっとしたことが、意識するとあちこちに発見できました。
それをおじいちゃんに伝える、微笑ましいお話です。
最後にダニエルはおじいちゃんに、おじいちゃんにとってあった「良いこと」を問い返しています。
答えは何となくわかるのですが、子どもたちと一緒に考えるのも楽しみかもしれません。
ところで、この絵本の原題では「何か新しいこと」と考えるのがよさそうです。
それを念頭に置いて読み直すと、ダニエルが見つけたことに共通点も感じられます。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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