
ある秋、村の人々がお祭りの用意をしていると、長くてのろく、ふんわりとした地震がおきた。海を見おろす高台に住んでいた五兵衛は、地震のあとに、波が海の沖の方へとしりぞいていくのを見て…。

あの大津波の恐怖と災害復興がままならない事実を感じつつ見つけた本です。
実在の人物がモデルだということ、小泉八雲の作品だということに驚き。
五兵衛さんは、津波来ることを浜で祭りの準備をしている村人に知らせるために、稲刈りしたばかりの稲むらに火を放ちます。
日頃村人から信頼のある五兵衛さんだからこそでしょうか、人々は駆けつけてきて助かりました。
この3月11日に東北を襲った大津波の中で、人々はどうだったのでしょうか?
この絵本のように人々が助かる手立てはなかったのかもしれません。
それでも学びのある絵本でした。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)
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