「行ってまいります」。キヨ姉ちゃんが、笑みを浮かべて出かけた、あの日――。姉の遺品のひまわりの髪かざりが、忘れることのできない運命の日を、静かに語ります。広島の原爆を鮮やかに切り取った戦争文学。
お人形つくりが趣味の久江さん。
被爆者である彼女の体験が戦時中、現在と語られます。
戦時中の恐ろしさ、戦争が終わった後も苦しみはあるといったことがしっかりと書かれていて衝撃がありました。
作者である那須さんも被爆されたのですね。
久江さんが被爆者であるということで避けられたりしたようですが那須さんもそうだったのだろうか等思いました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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