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多かれ少なかれ、思春期は人間関係の中でこういうたぐいの共依存を経験することにはなると思います。 だからこそ、10代にこの本を勧めるかというと微妙な所です。文章の難易度としては中学生から読めますが、これを読み切るためには、ある程度の経験に基づく俯瞰力が必要だからです。 「巻き込まれる側」のナタリーも、「巻き込む側」のチューリップも共通するのは結局、背景にある保護者からの愛情の欠損。「こんな子、どうなったっていいわ」と思われている子どもの歪んだ心理をよくぞここまで細かく描いたものだと思いました。 強すぎる共依存心理を生み出すのは、親の教育姿勢や家庭環境そのものだ、と断罪しているように読めます。 子ども、というより保護者が読むべきでは。
投稿日:2024/12/02
イギリスの児童文学、カーネギー賞作家の、アン・ファインの本。 なんか、有名ですよね。この本。 実は、アン・ファインの本の中では、ベストではありません。 一番好きな「フラワー・ベイビー」のことを書きたいのですが。。。 なぜ、ベストではないかというと、そこには、どうしようもない現実が、重く、描かれているからです。 貧しく虐待された少女と転校生の二人の少女の暗い友情が、淡々と描かれます。 数々のいたずら?は、どんどん犯罪度を強めていきます。大人の無責任さ。救いのないラスト。 まず、日本の児童文学にはないです。 イギリスの作家は、ファンタジー物が多いのかなと思っていましたが、こんな現実、現代的なテーマを描く作家がいるのかと、びっくりしました。 ラストの後、少女たちはどうなったのか?考えずに入られません。 「根っからの悪い子はいるのか?」 読後、いろいろ考えさせられる本です。 同じような内容に、オランダの作家ミレイユ・へウスの「コブタのしたこと」があります。こちらのほうが読みやすいかも。 「フラワー・ベイビー」は、とても前向きな本なので、こちらをお勧めします。感動します。元気が出ます。
投稿日:2013/06/11
チューリップという女の子は、父親から虐待を受けているために、心がゆがんでいます。 いたずらとは言えないような、酷い事をして大人を困らせます。 そんなチューリップが、大変な犯罪を犯さないように必死で寄り添っているナタリー。 周りの大人たちは、チューリップに手を差し伸べているようで、そうじゃない。 根本的な解決をしようとしない。 そんな大人に落胆するナタリーに、自分だったらどうするだろう? 何が出来るだろう?と考えさせられました。 チューリップがナタリーの友情に改心するなんて、ありきたりな終り方ではないです。 深いナタリーの悲しみに気づく大人になりたいと思いました。 中学生以上に読んでもらいたい本です。 もちろん、大人にも!
投稿日:2010/12/22
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