「大出現！精霊図鑑」 ママの声

同じ軽部さんの作品で、「大接近！妖怪図鑑」の姉妹版といった作品です。
“精霊”というタイトルですが、「妖怪図鑑」と大差なく、昔から日本人が呼んできた不思議なモノの紹介でした。
軽部さんらしい、どこかコミカルなタッチの精霊たちの姿は、怖すぎず、身近な感じがしてよかったです。
個人的にこの作品で一番いいなぁと思ったのは“大地郎”でした。
たぶん場所によっては「だいだらぼっち」と呼ばれているモノのことですよね。
ほかにも、よく見ると確かに馬の姿に見える「ツユヤドリ」など、絵の表現として見せてくれるものが多く、楽しめました。
子どもたちに紹介するときは、最初から最後までびっちり読むのではなく、お話会の時期や内容に合わせていくつかの精霊をピックアップしてじっくり見せてあげるのがいかなと思います。

同じ作者の『大接近！妖怪図鑑』がとても面白かったので、あわせてこちらも読むことに。やっぱりこちらもど迫力。妖怪よりも馴染みのない精霊たちですが、愛嬌があって楽しめました。
想像や妄想だらけ？の精霊たち。作者の方がその精霊にあった時のエピソードとも濃厚でした。
こちらにも４ページ見開きのものあり。楽しいです。

このシリーズの絵本は相変わらず子供ウケはいいです！！でも、大人の私には怖すぎます・・・。今回はいろいろな精霊が載っているのですが、なんか身近で本当にいそうな感じのするものが多かったので、うちの子もちょっとこの絵本の後は廊下などを駆け足て行っていました（笑）

いろんなところにいる精霊。
怖いけれども共存していると思い込むと
なぜかとても愛らしく感じます。
そして根拠もなく
私にも見えるような気になってきます。
解説が楽しくって小学生の息子と楽しく読みました。

子供達は
守り神といった感じで精霊を理解しているようで
「味方」というカテゴリーのようです。

あまり知る機会のない精霊、ですが、絵が大きすぎて何が何だか。どこからどう見たらいいの〜。笑 実際、知らない精霊が殆どでした。妖精ともまた違うんですもんね。色々いるんですね地球上には。妖怪同様、こちらも面白かったです。

3歳の娘が「読んで」と図書館で持ってきました。
うーん、なんだか怖そうだし、３歳児には早そうだけど…と思いつつ読みました。
予想が当たりました。
当の３歳児は楽しんでいたようですが、私はちょっと怖いので苦手です。
軽部武宏さんが精霊に出会った時のことがかかれています。
どれも知らない精霊だなーと思いました。
精霊と言うのはヘンテコな自然の神様という解釈を初めて知りました。

「せいれいってなに？」娘に訊かれ、思わずグッ…。
妖精や妖怪だったら、描いてみろと言われても、それらしきものになりそうだけど…。

読み進めても、実態がよく掴めない。
でも、出会ったからと言って、取り殺されるようなことはなさそうです。
少し気を付けておけば大丈夫。
ただし、姿を見ただけで、気絶してしまいそうな雰囲気ですが。
軽部さんが描くもののけの類は、迫力が違います！

精霊。
私も娘も、未知の世界でした。

アナ雪にはまっている娘たち。
あれにトロルが出てくるので、精霊って
トロルだよって言いながら読んだのですが…
ちょっと怖かったみたいです。
確かに気持ち悪いのが多いかも…。
力が入っていて見ごたえはあるし、
芸術的におもしろいと思うのですが
これは、男子的な絵本かなと思います。
字も小さいし、どちらかというと高学年かな？？
まだ低学年だし、女子だったので
ぴんとこなかったみたいでした。