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しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑
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落語の演目の一つです。 「頭山」は江戸落語での名称で、上方落語では、「さくらんぼ」の題名で演じられています。 この作品は、出だしから“くすぐり”がみられ、手っ取り早くじんべえさんが、散る桜を見ながら、さくらんぼうを口にするところから始まっています。 翌朝、じんべえさんの頭のてっぺんから、ばかでっかい桜の木が一本ニョッキリと生えていて…。 非現実的な話であるにもかかわらず、読んでいるうちに不思議なリアリティ感を感じてしまう魅力的なお話しです。 桜見物の賑やかさあたりで息子は笑いが止まりません。 「ありえな〜い!」って言いながら読んでいました。 桜の木を引っこ抜いて、ヤレヤレとおもいきや、できた池でもうひと騒動…。 落ちがなんともシュールで、自分で蒔いて自分で刈りきれなくなった問題(頭の穴)を抱えている人には、笑えないお話しかもしれません。
投稿日:2010/04/12
とてもユニークな昔話で、小さい頃に読んで以来、久し振りに読みました。 変わらぬ面白さに大満足。 だって、頭に木が生えるなんて、絶対ありえない〜。 さらに、木をひっこぬいて頭に穴ができるなんて、いったいどうなってるの!? 結末はさらに思いもよらないことに・・・ 子供には、ちょっと衝撃的なお話だったみたいで、楽しんでいたかと思ったら、最後にはし〜んとしていました(笑)。
投稿日:2010/01/05
私より前に感想を書いているおふた方も言っているように、「頭に柿の木」と、とても似たお話でした。 「柿の木」を模写して作者が作られた創作なのか、もともと「柿の木」以外にもこの話が存在したのか、調べてはいませんが、 この作品はどうしても「柿の木」と比べられますし、同じようなナンセンスストーリーであるわりに、 子ども達の感想はあまり良くなく「そんなことあるわけないじゃん。けっ!」という感じでした。 個人的にも、「あたま山」は二番煎じを否めない気がしました。
投稿日:2009/09/06
人は、どうしてこうもドンチャン騒ぎが好きなんだろう・・・ と思ってしまう(^0^;) 人の頭の上なのに、さくらの木が生えたってんでお花見を始める。 と思ったら、今度は池が出来たってんで釣り人が群がる。 なんともはや、じんべえさんの頭の上は想像を絶する光景に・・・ 有名な落語を絵本化したものだけあって、 なかなか面白い展開に目が離せない。 頭の上の出来事であることを忘れてしまいそうだけど、 困り果てるじんべえさんには悪いが思わず笑ってしまう。 そして、我慢できなくなったじんべえさんは、 とうとう・・・ このナンセンスのオチは、ちょっと小さい子には難しすぎるかもしれませんね。 ちょっと、親が付け足しでおはなししないといけないかも。 絵は、落語らしい雰囲気が出ていて良かったです。 娘は、以前読んだ民話えほんの「あたまにかきの木」を思い出していました。
投稿日:2009/04/03
落語の「あたま山」と民話「あたまにかきの木」を思い出しました。 お話のナンセンスが面白いと思うのですが、ラストの身投げは6歳には分からなかったようです。8歳の息子は 「無理やろぉ」 と気づいたようですが… ナンセンスな絵本を楽しいと思える人にはおすすめかな。
投稿日:2008/11/12
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