『CHRISTMAS AT THE TOY MUSEUM』が原題。
おもちゃ美術館のおもちゃたちの様子を描いてあります。
クリスマスイブ、閉館後、自分たちへのプレゼントがないことに気づいた
おもちゃたち。
でも、古老のねこのぬいぐるみパンドンが、お互いに贈り物になることを提案するのです!
なるほど、クリスマスプレゼントの定番のおもちゃたちならではの展開ですね。
贈り物の包みを開けるワクワク感が伝わってきます。
さて、最後に出てきたパンドンには、本物の天使がプレゼント。
思いは通じるのですね。
クマのぬいぐるみの目が片方ないのが気になっていましたが、
見返しのおもちゃ一覧で、くまのウィンクとあって、納得。
安心しました。
英国の作家なので、パンドンにもイギリス紳士の風格が感じられました。