雪のふる野原に落ちていた赤い手袋を、
5匹のこねずみたちが見つけ、家へ持って帰ります。
こねずみたちは、手袋の中に入って遊んでいましたが、
そのうちに取り合いが始まってしまいました。
元気な子どもたち。
わいわい仲良く遊んでいても、やっぱりけんかもしちゃう。
わかるな〜。
とうとう見かねたかあさんねずみは、
赤い手袋を、じょき じょき じょき・・・
かあさんねずみの機転で、素敵な物が出来ました。
それは、5匹の子どもたちの帽子。
そして、次は・・・
かあさんねずみの愛情たっぷりの帽子とマフラー。
素敵ですね。
かあさんねずみと子どもたちの会話も、ほのぼのとしていい。
寒い寒い冬ですが、ねずみの家族のあたたかな家庭のお話に、
心があったかくなりました。
年中クラスの読み聞かせにいいかなって思っています。