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4こうねんのぼく」 ママの声

4こうねんのぼく 作・絵:ひぐちともこ
出版社:そうえん社
税込価格:\1,320
発行日:2005年12月
ISBN:9784882642329
評価スコア 4.85
評価ランキング 93
みんなの声 総数 38
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  • 楽しい関西弁で、しみじみ味わえます

    • はなしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子10歳、男の子8歳

    とても素敵なお話でした。
    終始関西弁の明るい主人公の会話文のところが、声を出して読んだ時にとても楽しくてよかったです。
    それに輪をかけるようにして、登場人物である親子の表情も、なんだかとっても表情豊かで、絵だけでも笑えてきてしまいます。
    星の観察が宿題に出された主人公が、ある晩家族で星を見に行きます。そこで、星の光が届くまでに実は、何年も時間がかかるのだと知った男の子に、ある発想がわくのです。その発想は、実に子供らしくてかわいらしいものでした。
    しかし、読み進めていくと、底抜けに明るい家族に見えるこの家族は、実は数年前にお母さんを失っているのだということがわかります。
    でも、一回目に読んだ時には、父子家庭だということに最後まで気が付かずに、さらりと読んでしまいました。
    そこで、子供に読む時には、表紙のロケットに乗っている子供二人の絵を見せて「何人家族だと思う?」と聞いてみました。すると、やはり私と同じで、当然のようにお父さんも、お母さんもいる「4人家族」という答えが返ってきました。
    そこで、裏表紙も開くと、ロケットの後ろにはお父さんしかおらず、3人家族ということが理解できます。
    お母さんは、いないけれども家族が明るく前向きに、はつらつとしているところ、夢が大きいところが、素敵です。思わずジーンとなって「頑張れ」って応援したくなりました。
    でも、逆に元気がない時に読んだら、この明るさに励まされてしまいそうです。

    投稿日:2008/01/30

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    8
  • 会いたい気持ち

    • エミミンさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    父子家庭をテーマにしたお話です。

    お母さんを恋しい男の子。
    現実を理解していて会えないこともわかっている。
    でも、もし光の速さを利用することができたなら?
    4年前のお母さんにも・・・。

    関西弁で語られる男の子の心情や
    お父さんの子供たち気遣う愛情が
    何気なくやさしく語られていますが
    ぼくの前向きな心にラストでは涙なしには読めないかもしれません。

    高学年がお勧めだと思います。

    投稿日:2007/11/16

    参考になりました
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    5
  • 明るい一家ですが、ちょっぴり切ないです

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    ちょっぴり切ないお話ですが、1つ1つのシーンが決してお涙ちょうだい風に描かれていないので、さらっと読むと、「お父さんと息子の楽しい会話」で済んでしまいます。
    けれど、何気ないセリフの中にに切なさが込められていて、子どもに読み聞かせする時につい涙声になってしまいました。

    高学年の子にはこの父と子の会話の意味がよくわかったようでしたが、残念ながら下の子には物語の内容がいまいち読み込めないといった風で、「この話はあまり好きじゃない」とまで、言われてしまいました。
    と言うのも、ベースに「1光年」という宇宙で使用される光の速さの単位が出てきて、この「1光年」というのが、物語で、とても重要なテーマになっているので、「1光年」が理解できないお子さんには、ちょっとお話が難しいかもしれません。
    でも、私と上の子は二重丸をつけたい感動があったので、今回評価は「自信を持って」にさせていただきました。

    投稿日:2007/05/22

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    5
  • こんなロケットができたらいいなぁ。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    底抜けに明るい家族のお話…かと思いきや
    意外な展開に 思わず涙がこぼれそうになる絵本でした。
    お母さんが亡くなってしまった現実をしっかりと受け止めて
    将来の夢を明るく語るぼくと
    そんな息子を 陽気に応援するお父さん。
    から元気な様子になおさらジーンとさせられました。
    大切な人を失った経験のある人なら 
    誰でも共感するであろう ぼくの夢…。
    将来 こんなロケットや望遠鏡が
    本当にできたらいいなぁ…とも思いました。

    投稿日:2007/11/16

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    3
  • パパも泣きました。。

    父子家庭の兄弟のお母さんを想う気持ちが描かれた感動のお話。
    予備知識ナシにパパさんが初めて子ども達に読み聞かせたとき
    思わず涙ぐんで言葉を詰まらせていました。

    背表紙とタイトルだけを見て。。
    ウルトラマンの話か!?と思っていたらしいです^^;

    絵本や童謡の世界は父親不在のものが多いですが、
    この絵本は父親と息子達との関係がとてもよく描かれていて、
    私も読むたびに目頭が熱〜くなってウルウルしてしまいます。

    生粋の大阪人ファミリーの我が家としては、
    文章が関西弁で書かれているのもお気に入りの1つです。
    すべてお兄ちゃんの話し言葉で書かれていて泣かせるのです。。
    ぜひぜひ、パパさんに読み聞かせしてほしいと思う絵本です^^☆

    投稿日:2007/01/20

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    2
  • 素敵な思い

    関西弁が読みやすく、内容も心にしみる素敵な本です。

    普段と変わらない日常、仲の良い親子、それが始まりでした。

    こんなにも深い話だとは知りませんでした。

    読み終わった時、子供の顔をみると把握できたらしく真剣な顔をして「おかあさん いないの?」っと一言。 親子からはそんな気配、全然感じられないのです。

    ニコニコ顔、明るい口調…。 
    この親子には悲しみではなく希望が感じられました。

    わたしたち親子は、前向きな親子に勇気を貰いました。 

    くよくよせず先に進むということを…。

    投稿日:2012/05/26

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    1
  • じーんときます

    読み始めた時は
    大阪弁で なんか楽しげな雰囲気で始まって
    ふーん、コメディっぽい展開なのね(^.^)

    ・・・・って思ってたら !@@


    「1こうねんは光の速さで一年間進み続け到達できる距離」??
    ん?
    かがく絵本なのかな?

    ・・・・って思って読み進めたら!@@

    なんと!


    そこで初めて“4こうねん”の理由が分かり
    不覚にも涙してしまいました(T_T)

    いろんな意味で裏切られて

    最後にズンと心に入ってきた男の子の切ない気持にすっかりKOです。
    ぜひお子さんと読んでみてください。
    8歳の娘は最後の4こうねんの意味が分かってはいないようでしたが^^;

    投稿日:2011/04/12

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    1
  • 元気な関西弁の語りがたまらなく切ない

     タイトルだけで手に取り、軽〜い気持ちで読み泣かされてしまいました。
     
     小学生の男の子の絵日記の文で語られるお話です。
     理科の宿題に出た〈星の観察〉で、外食を取りやめ、夜のピクニックに父子で変更。
     「光年」のお話を習ってきた主人公が、お父さんに語った大きな夢。
     そして、極めつけのいじらしいまでの母への思慕。
     明るく元気な男の子の関西弁の語りがたまらなく切ない。

     きっと、普段はお父さんの前で、お母さんのことは話題にしていないような気がします。
     もちろん、めそめそなどしていない事でしょう。

     よくぞ、ここまで朗らかで逞しく育ててくれたと、天国のお母さんもお父さんに感謝し喜んでいる事でしょう。
     
     背景にまで細やかな描写が行き届いた明るい雰囲気の絵も素敵でした。

    投稿日:2011/02/11

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    1
  • 君の気持ち よくわかるよ!

    • ハンガラムさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子18歳、女の子10歳

    誰しもある、戻れるものなら戻りたいあの日・・・。
    4光年が意味するものは、とても重いものだったのですね。
    お兄ちゃんの宿題の星の観察日記は、とても特別なものになりました。
    1光年がなんであるか理解できる年齢なら、心に響くものがあると思います。

    投稿日:2009/10/13

    参考になりました
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    1
  • 突然、涙があふれます

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    子どもの頃、星の光が長い年数をかけて、地球に届くと知って感動したことを思い出します。

    今見ている光が、何十年も前に発した光だなんて。
    もしかしたら、その星はもう存在していないかもしれない。
    とても不思議な気持ちになりました。

    そんなことを思い出しながら、思い出にひたってページをめくっていくと・・・
    途中から、涙が止まらなくなりました。

    絵も表情も、まったくシリアスではないのに、それだから余計に泣けてきました。
    健気なぼくに、とってもいいお父さんですね。
    こんなにも思ってもらえる母親になりたいと思いました。

    前向きになれる絵本だと思います。

    投稿日:2008/02/25

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