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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

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みんなあかちゃんだった」 パパの声

みんなあかちゃんだった 作:鈴木 まもる
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2000年05月
ISBN:9784338069298
評価スコア 4.63
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  • 絵本作家の鈴木まもるさんの講演を聞く機会がありました。
     鈴木さんはお話をされながら、そばにあったホワイトボードにすっと絵を描かれる。
     絵本を描く人なのだから自然なのかもしれませんが、とっても感動しました。
     そのようにして、鈴木さんが生まれてきたお子さんの表情もすっと絵にして残されていたうです。
     それがこの絵本のもとになりました。
     なので、この絵本には赤ちゃんの本当に自然の表情がたくさん載っています。
     今子育て中で奮闘されているパパやママはもちろん、すでに赤ちゃんの頃の子育てを終わっている世代も、そうだこんなことあったなと、まるで自身のアルバムを開くように楽しめます。

     この絵本のタイトルは「みんな あかちゃんだった」ですが、その前にこんな言葉がついています。
     「世界じゅうにたくさんのひとがいるけれど さいしょは……」。
     そう、この絵本を読む人もみんな赤ちゃんだったのです。
     いじめであったり児童虐待であったり、世の中にはたくさん悲しいことがあります。
     でも、どんな人も「みんな あかちゃんだった」のです。
     よだれをいっぱい流したはずだし、はいはいもしたはずです。
     立ち上がっては転び、泣きながら眠ってしまったこともあったはず。
     そのことを思い出すだけでも、少しは優しくなれるはずです。

     それにしても、こうして絵として子供たちに残せるものを作れるのですから、絵本作家は素敵な才能です。

    投稿日:2021/12/26

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  • いつみても、ほのぼの

    ずっと前に、本屋さんで見つけて買いました。
    子供たちも大きくなりましたが、今見ても、その当時にタイムスリップしてしまうぐらい、引き込まれる絵本です。
    赤ちゃんが生れたら、お祝いとしても活用しています。

    投稿日:2010/02/15

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  • ある、ある!

    • ウゴウゴパパさん
    • 30代
    • パパ
    • 山口県
    • 男の子5歳、女の子3歳、女の子1歳

    2番目の子が生まれるころ、この本と出会い、即買いでした。その当時、上の子はまだ2歳でしたが、「ああ、こんなのウチもあった…」「あ、そうそう、いままさにコレ!」と、お話でもないのにすっかり感情移入してしまい、思わず涙ぐんでしまったほどでした。そんな本なので、子供用でなく自分のために…と絵本の棚からよけていたのですが、いつの間にか見つかってしまい、すっかりヨレヨレにされました(笑)。それくらい上二人の子も大好きで、「ここ読んで!」「次はここ!」とリクエストしては、「ボクもこんなじゃった?」「あ、○○(一番下の子)がよくこんなのしよるよね!」と大喜び。最近は、赤ちゃんのそばでツッコミを入れているネコの一言も、ツボにハマっているようです。

    投稿日:2006/07/27

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  • 子供が成長するにつれ、その子があかちゃんだった頃の細かいディテールは、どんどん忘れていってしまいがちだと思います(父親に多い傾向かな?)。
    私の場合、いま、あかちゃんを育てている最中の人から「○ヶ月頃って、こういうことした?」なんて、聞かれても、「どうだったかな…?」と、答えにつまってしまうことの方が多いです。
    この本では、子供がどの月齢の頃に、どんなことをするかが、描かれています(ただ、「えっ!うちの子はまだこんなことできない」なんていう見方はしない方がいいでしょう。そんな目的のための本ではないと思います)。
    描かれている子供の発達過程をゆったりとした気持ちでながめることで、自分や自分の子供、まわりの人たちや世界中の人たちが「みんなあかちゃんだった」ということがあらためて実感できる本だといえます。
    子供は成長していくにしたがい、憎たらしくなるようなことをしたり、言ったりして、親とぶつかるようになるものです。でも、子供と思い切りぶつかり合った後に、この本に描かれているような視点を親が再確認できれば、きっと、それ以上、ことが悪い方向に進むことはないと思います。
    みんな、段階を踏んで成長します。
    子供に対して、あたかも、自分ははじめからずっと大人だったかのようにふるまうことだけはしないようにしなければ…と、感じさせられた本です。
    どちらかといえば、おとなに向けて作られた絵本かもしれませんね。

    投稿日:2004/08/30

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