馬さんの親子の掛け合いが最高です。五味さんの本のユーモアは最高です。「あれはしてはいけない」「こういいなさい」と決して上から目線でも押し付けがましくもなく、きっちりと教えなければ行けないことをユーモアを交えて楽しく本を通して教えてくれている気がします。この本もそのひとつで、この馬のお母さんの「いったでしょ」の一言が実に冷静。そう、言ったことはちゃんと聞かないとこうなるのよー、聞かなかったあなたが悪いわー、とでも子供に言っているかのようですが、でも決して怒る訳でもなく、のんびり。そんな姿が微笑ましくさえ思えてきます。五味さんらしいですね。「おちた!」に娘は大爆笑です。