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ルピナスさん」 パパの声

ルピナスさん 作:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1987年
ISBN:9784593502097
評価スコア 4.73
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  • ルピナスさんの人生

     世界中を旅したルピナスさん。おばあさんになった今は,丘の上にある小さな家に住んでいます。
     ある日,ルピナスさんは,子供の頃おじいさんと約束した「世の中を美しくする」ためのある事を思いつきます。

     30ページ足らず(しかも半分は絵)の絵本で,1人の人生を描く事は,本当に難しいと思います。しかし,この絵本でクーニーは,ルピナスさん(自分の大おばさん)の人生を「世の中を美しくする」という約束に焦点を当てる事で,描ききっています。
     大おばさんの人生を貫く約束。そして,それがまた大おばさんから子供たちに引き継がれる事で,私たちは大きな時の流れに引き込まれる思いがします。

     絵心は全然ない私ですが,クーニーの細かく描かれた絵は,大おばさんの生きた時代をそのまま切り抜いてきたように感じます。
     この絵本を気に入った方は,クーニーのお母さんの事を書いた「おおきななみ」も是非読んでみてください。

    投稿日:2011/08/21

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  • 人生でやりたいこと

    アリスが、ルピナスさんになるまでの一生の出来事を、清楚な絵と淡々と語ってくれる絵本です。そして、ルピナスさんは私の大おばさん。
    大おばさんのアリスは、彼女のおじいさんから世界の話を聞いたり、絵を描く手伝いをしたりして育ちました。大きくなったら世界中を旅行して、海辺の小さな家に住むことをおじいさんに約束したアリスは、おじいさんと「世界の中を美しくすること」と第3の約束をしました。
    大きくなってミス・ランフィアスとなったアリスは、おじいさんと約束したことを順番に実現していきます。おじいさんの影響なのでしょうか。いろいろな経験にはとても夢があって、あこがれを感じます。
    老いてきたランフィアスは、おじいさんから言われた第3のことを思い出します。彼女が行ったことは、ルピナスの花で「世界」を美しくすることでした。大おばさんランフィアスは私にも「世界を美しくすること」を伝えてくれました。
    ラストページの「なにをすればいいか、いまはまだわかりませんが、きっといつか、わかる日がくるでしょう。」は素晴らしいメッセージです。
    子どもたちがどんな一生を送るのかは子どもたちに任せるとして、自分も、内容はどうであれ「世界の中を美しくすることを」子どもたちに願いたいと思いました。

    投稿日:2010/02/20

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  • ルピナスさん

    「世の中を美しくする」という代々引き継ぐメッセージ。
    世代から世代へ、リレーしていくのが素敵です。
    子供たちがどんな方法を考えるのか、楽しみです。

    投稿日:2011/08/30

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  • 詩情豊かな絵とお話

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1917年、ニューヨーク生まれで、この「ルピナスさん」で全米図書賞を受賞しています。
    2000年没。

    とにかくこの絵が、特徴的です。
    板に水彩画の具で描き、色鉛筆でアクセントをつけるという画法なのですが、奇麗の一言に尽きるものです。
    ルピナスという花が、伏線にあるのですが、それを象徴しているかのように各ページ毎、一つの色を中心に描かれていて詩情豊かとでも言えば良いのでしょうか。

    お話は、一人の女性が、おじいさんと約束した「世の中をもっと美しくするために、何かしてもらいたいのだよ」ということを、その生涯をを通して見つけ出して実践したという長い時の経過を綴っています。

    人の一生って何?ということを問いかけられているような読後感があって、考えさせられてしまいました。
    子供の絵本というよりも、大人向けの絵本と言えるかも知れません。

    投稿日:2007/12/09

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