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わたしのいもうと」 せんせいの声

わたしのいもうと 作:松谷 みよ子
絵:味戸 ケイコ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1987年12月
ISBN:9784034380505
評価スコア 4.78
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  • いじめのきっかけ。

    • 蒼良さん
    • 20代
    • せんせい
    • 兵庫県

    松谷みよ子さんの絵本なので・・・
    と思っていたら予想以上に重い内容だったので
    読み終えた後なかなか自分の中で消化できず
    重苦しい気持ちになってしまいました。

    それでも、いじめのきっかけって
    本当に些細なことなんですよね。
    だからこそ、
    いじめている側には罪悪感がない。
    悪いことをしている意識がないからこそ
    平気で人を傷つけてしまえる。

    相手がどんなに苦しい思いをしているのか
    相手の立場になって考えてみる、想像してみる
    そういう力も養われていないのかもしれないけれど。


    いじめた子たちは
    中学生になって
    セーラーふくで かよいます
    ふざけっこしながら
    かばんを ふりまわしながら


    すごく苦しんでいる人をよそに
    楽しそうに過ごしている加害者を思うと
    憤りを覚えてしまいます。
    きっと、当事者やその家族にとっては
    僕の想像をはるかに超えるものなんだろうと思います。

    最後のページの

    わたしを いじめたひとたちは
    もう わたしを
    わすれてしまったでしょうね

    あそびたかったのに
    べんきょうしたかったのに

    この言葉がとても深く胸に残りました。
    人一人の人生を狂わせるようなことをしておきながら
    そんなことさえ忘れてしまっているなんて・・・。
    でも、実際はそうなのかもしれません。
    加害者であったという自覚さえなかった可能性は高いです。

    今はネットによるいじめが多いと聞きます。
    実際に会っていじめるよりも更に
    加害者意識は低くなってしまうんじゃないだろうか、
    というのはニュースを聞くたび思います。

    この絵本自体は少し重いけれど
    小学中学年くらいからなら
    しっかりと読んでくれるかな、と思います。

    自分には悪気がなくても
    相手にとっては本当に苦しいことだってある、
    相手の立場にたって考える気持ちを育てる意味でも
    多くの人たちに読んでもらいたい一冊だと思います。

    投稿日:2009/10/24

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    2
  • いじめられた妹が、心の傷を癒すことが出来ず、ずっと時が止まった世界にいるようで、とても悲しいです。
    いじめが過激になってきて、どの学校でも、いじめやいじめに類似したことが起こっているかもしれません。
    そんなときだからこそ、考えたい。
    私たちの子どもが、被害者ではなく、加害者になる可能性もあることを…
    人に優しくできるように、思いやりのある子どもになるように、そんな願いのこもった絵本でした。
    最後の、妹の遺書に、胸が締め付けられました。

    投稿日:2013/08/23

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    1
  • ショックでした

    • ももほのかさん
    • 30代
    • せんせい
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子1歳

    かなり衝撃的な本でした。
    とても一言では言い表せない・・・。
    作者の松谷さんの大ファンで、軽い気持ちで手にとって読んでみたら、とても深い深い悲しみと憤りのたっぷりこめられた本でした。
    こんなに悲しい話、もう繰り返してはいけないと心から思いました。

    投稿日:2007/01/26

    参考になりました
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    0

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