「おすわりくまちゃん」 せんせいの声

小さな椅子に座っている４匹のくまちゃんのお話です。

４つの椅子に一匹ずつ座っているのですが、途中で茶色いくまちゃんが現れます。
座れる椅子がないかと思いきや、４匹のくまちゃんの優しさでみんなが座ることができます。
譲り合う優しい気持ちが描かれていて、読んでいてもほっこりしてしまいます。

子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

自分の椅子を見つけて嬉しいちびくまちゃんたち。
でもちゃいくまちゃんの椅子がありません。
椅子に座れなくて落ち込んでしまうちゃいくまちゃん。
そんなちゃいくまちゃんのために、ちびくまちゃんたちは一生懸命工夫します。
そんなちびくまちゃんたちの努力が愛らしいくて素敵なのです。
ちゃいくまちゃんのためにがんばるちびくまちゃんたちのがんばりに、思わずうるっときてしまいました。
優しさが伝わる絵本です。

５ひきのくまちゃんがいるのに、椅子は４つしかありません。
あとからきたちっちゃいくまちゃんの椅子がなくて、みんなで１つずつの椅子を使えない・・・
そのときに、先に座っていたくまちゃんと、あとからきたくまちゃんの気持ちが伝わってきます。
子どもでも「２人しか乗れないシーソーに３人が乗りたいとき」など、同じような場面になることがあると思いますが、そのとき子どもはこういう気持ちになっているんだなぁと考えさせられました。
優しい気持ちになれる絵本です。

絵の可愛いに手を取りました。
くまさんの色合いや模様がふわふわやわらかな印象を与えます。

友達同士助け合う大切さを伝えてくれる絵本です。
子どもにも『可愛い』『また読んで』と言われました。特に女の子に人気です。年長さんくらいだと自分で読めるかもしれませんね。