優しい色で描かれた、なんともかわいいくまちゃんたちの表紙に惹かれてこの絵本を手に取ってみると、ああ、やっぱり素敵にかわいいお話し。読んでいる自分の顔がニコニコしているのに気づきます。 ちいさないすが4つ並んでいて、ひとつめのいすにはぽちぽちくまちゃんがおすわり。 ふわふわくまちゃんはふたつめのいす。きいろいくまちゃんがみっつめ。ぷよぷよくまちゃんがよっつめ。 よっつのいすにひとりずつおすわりした後で、ちゃいくまちゃんが来たけど、もういすはないよ。 くまちゃんたちはどうするのでしょう? 先に座った子たちと、後から来た子の心の動き、そうそう、そうだよね、とうなずいてしまいます。 くまちゃんたちの姿や動きのひとつひとつがとっても愛らしく描かれていて、親子で読めば、どちらもニコニコしちゃうこと間違いなし。自然と優しい心が育まれることでしょう。おうちで読みたい絵本です。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
4つのいすにひとりずつ小さなくまちゃんがおすわりしました。でも、あとからきた、ちゃいくまちゃんのいすが ありません。美しい色彩、仕草や表情が愛らしい絵本。
書店にて、やわらかなタッチと優しい色づかいが目にとまりました。
年の近い弟への接し方がわからずに、戸惑っていた息子とわたし。
そんなときに出会ったのがこの絵本でした。
小さないすにお座りした小さなくまちゃんたち。
そこに大きな茶色いくまちゃんがやってきて…
あれれ?いすが足りないよ。どうしよう?
だいじょうぶ!と、ぎゅっとぎゅっとくっついて座るくまちゃんたちに、息子はにっこり笑顔。
即決で絵本を買ったのは久しぶりでした。
少しずつ、やさしいお兄ちゃんになってね^^* (あおそらさん 20代・ママ 男の子2歳、男の子1歳)
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