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マシューのゆめ自信を持っておすすめしたい その他の方の声

マシューのゆめ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
ISBN:9784769020172
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,565
みんなの声 総数 48
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  • ここには

    色の魔術師と称されるレオ・レオニ。

    彼の絵本は、どのページを開いてもハッとするような鮮やかな世界が広がっていて、
    正に魔法にかけられたように、一瞬にしてその空間に引き込まれてしまいます。

    その数ある絵本の中でも、特に広い世界を持っているのが、この“マシューのゆめ”だと思います。

    そこに「スイミー」のような広い海がある訳ではありません。
    物語の舞台となるのは、貧しいねずみマシューとその両親が住む屋根裏、美術館、
    そしてタイトルとなっているマシューの夢の中という、ごくごく狭い場所たちです。

    ですが、マシューが初めて訪れた美術館の中で“ここには せかいが まるごと ある”と思ったように、
    暗く寂しい屋根裏の一角で ガラクタたちが色かたちを表した途端、マシューの中で、突然世界が広がり始めました。
    マシューは美術館へ行った事、夢を見たことで自分の世界の鍵を開きましたが、
    案外こういう些細な事が、自分の世界を広げるきっかけになるのかもしれません。

    ですが、意思を持って行動しなければ、きっとマシューは貧しく寂しいねずみのままだったと思います。
    広い世界の鍵を開いたマシューは、置かれた状況に屈する事なく、絵描きになると決め、絵を書き続けました。
    そして、“ぼくの ゆめ”を掴みます。

    どんな状況にあっても、想像する事と行動する事
    この2つで、世界はぐっと広がるのだと思いました。

    投稿日:2013/07/02

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  • 気づかされる

    屋根裏のガラクタが、マシューに違って見えた場面に読者の私もはっとしました。
    言葉は少ない絵本なのに、ゆめという大きなテーマを、的確に表現しているように思えたからです。レオ・レオニの絵本にはいろいろ気づかされます。
    大人ですが、「ゆめ」についてあらためて考えるきっかけになりました。

    投稿日:2016/09/27

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