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竜のはなしなかなかよいと思う みんなの声

竜のはなし 作:宮沢 賢治
絵:戸田こうしろう
出版社:戸田デザイン研究室 戸田デザイン研究室の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1983年
ISBN:9784924710153
評価スコア 4.18
評価ランキング 24,789
みんなの声 総数 10
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  • これは童話ではありません

    このはなしはおとぎばなしではありません。
    最初にそう書かれていて、宮沢賢治の強い思いを感じました。
    確かに、面白い本でもありませんし、オチがあるわけでもありません。
    この本は自己犠牲を享受する竜のお話。
    毒を持ち、怖いもののない、誰もがおそれる竜が、襲うのを止め、自分の皮を剥ぎ取られてもがまんする、虫に喰われてもがまんする、そして自分は死んじゃった…という話です。
    死んだ竜はお釈迦様になりました。
    これは悟りであって幸せとはかなり異質のことかと思います。
    結論づけられているわけではなく、私は宮沢賢治の問題提起ととりました。
    考える材料にはなりますが、子どもにとっても親にとっても安易な話ではないと思います。
    戸田さんの絵も主張するのではなく、問題提起に参加しているように思いました。

    投稿日:2010/04/01

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  • 生き方を考える本

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

     5年生で宮沢賢治の作品を読み、6年生で彼の伝記を学習していくため、読み聞かせていました。このお話は、短い中にも宮沢賢治の思想が濃く表れていると思います。また、油絵から身体的にも精神的にも悩み苦しみ竜の姿が感じられ、お話が心に深く入り込みます。
     低学年や幼児であっても
    「ここまで 我慢せなあかんの? なんで?」
    「かわいそうすぎる」
    と竜の生き様、死に様に何かを感じずにはいられません。この見返りを求めず与える愛に徹する竜の姿から感じたことを少しずつ子どもたちと考えていきたいと思える本でした。
     高学年には、他作品とあわせて是非読んでもらいたい一冊です。

    投稿日:2008/07/01

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  • 自己犠牲は美しいけれど悲しい

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    人に害を与えない存在であるために、自分を犠牲にした竜のお話。
    ただ存在し、動いているだけで、他者を怖がらせてしまう竜は、結局自分の体を与えることでしか自分の存在理由を証明することができなかったのでしょうか。
    物悲しい中に静かな感動を呼ぶお話でした。
    小さいお子さんでも、十分に感じることの出来るお話です。

    投稿日:2006/12/26

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  • 竜っているの?と真に受けてしまった・・・

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    教えを問う話ですね。
    6歳用に読みましたが難しかったです。
    本文前に これは本当のお話です などと書いてあるものだから、子どもも真に受けてしまって、
    「竜っているの?どこに住んでるの?」とそればかり気になってしまいました。
    これもやはり、高学年に読んであげるといいと思います。

    投稿日:2006/06/10

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  • 宮沢賢治さんが、コメントされている通り、この作品は、単なるおとぎ話ではございません。
    この1冊の絵本には、宮沢賢治さんのメッセージが凝縮されており、お子様から大人の方迄、深く考えさせられる内容となっております。
    まるで、日本のピカソのような大胆な色彩!
    自分だけ良ければいいと思いがちな人間、真の強さとは、真の優しさとは・・・・・・。
    痛々しく、惨忍で目を覆いたくなるようなイラストもございましたが(>_<) この1冊を読んで、本当の優しさ、思いやりを改めて考えさせられた作品でした。簡単なようで、奥深い作品でしたが、お子様と一緒に読まれてみると良い作品ではないかと思わせて頂きました。

    投稿日:2006/06/03

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