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せかいのはてってどこですか?なかなかよいと思う みんなの声

せかいのはてってどこですか? 作:アルビン・トゥレッセルト
絵:ロジャー・デュボアザン
訳:三木 卓
出版社:童話館出版
税込価格:\1,540
発行日:1995年
ISBN:9784924938403
評価スコア 4.58
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  • 古典的な良書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    井の中の蛙、大海を知らずという諺があります。
    この諺は、日本から世界に伝わったと言われていますが、この絵本のタイトルは、正に
    The frog in the well( knows nothing of the great ocean)

    その背景からして興味深く、親しみ易い作品だと言えると思います。
    アルビン・トゥレッセルトとロジャー・デュボアザンは、
    White Snow Bright Snowで、コールデコット賞を受賞しています。
    この作品は1958年の初版で、邦訳は1995年。

    物語はとても分かり易く、井戸の中にいる蛙は、そこが世界の全てだと思っていて、井戸の外は、世界の果てだと思い込んでいました。
    それが、井戸の外に出て、世界はもっと広いということを知り、賢くなって外の世界に飛び込んでいくというもの。

    これってある意味、自分の殻に閉じこもってしまって、殻を破ろうとしない姿勢に似ていて、深遠なお話です。
    絵は色合いが若干クラッシックな感じではありますが、赤・黄・緑が効果的に使われていて、蛙のキャラクターも魅力的なものだと思います。

    良書というに相応しい作品なので、一度は読み聞かせして欲しい作品です。

    投稿日:2010/09/04

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  • 自分たちの世界と外の世界

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    単色のページと色鮮やかなページが交互になっています。
    色鮮やかなページが外の世界を表しているのでしょうか?
    アオガエルではないのですが、身近かでカエルを見かけることもあるので、親近感を感じながら読みました。
    うちの近所のお屋敷の池から、うちの荒れ放題の庭にガマガエルだかトノサマガエルだかがやって来るのです。
    また、動物たちが「自分たちの森は素晴らしい世界だ」と言う場面も印象に残りました。
    ちょうど、住宅地に熊が現れたというニュースを見て、自分たちの世界から出なければならなかった理由を考えてしまいました。

    投稿日:2019/10/19

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  • 世界を広げたら

    ちょっと教訓くさいお話かもしれませんが…
    絵がとてもシンプルでユニークなので、素直に受け入れられます。

    自分だけの狭い範囲で世の中を見ていたら、自分の悩みは、自分のなかでいっぱいいっぱいになってしまします。

    でも、世界を広げたら、その悩みは案外小さなものだったりします。

    そんなことを考えました。

    投稿日:2017/11/12

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  • 井の中の蛙

    「井の中の蛙」という言葉がありますが、物語の前半はまさにそうでした。
    それはそれで、まぁまぁ幸せそうには見えるのですけどね。
    やっぱり、違いますよね。
    作者の方は、外国の人です。
    海外でも「井の中の蛙」ってあるのだなーと思いました。

    投稿日:2014/03/26

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  • 深いですね〜

    • みみかんさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子5歳

     絵本雑誌に紹介されていたので購入してみました。
     ふか〜い井戸の中に、一匹のかえる。 彼はその井戸がすべてだったんです。 ところが、別の世界があることに気づきます。
     7歳と5歳の子供に読み聞かせたのですが、読んでいながら「まだ難しいかなぁ・・」と思ったのですが、大人の私の解釈と、7歳の子供の解釈は違えど理解していました!! 人生の経験の浅い子供には子供なりの考え、捉え方があることに、私は感心し、この本の奥深さを感じました。
     成長の過程、過程で新しい発見をできる本ではないでしょうか!!
     5歳の子には、まだピンとこなかったようです(笑)

    投稿日:2010/09/05

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  • 「井の中の蛙」

    井戸の中が全部の世界だと思っているかえる。井戸の水が干上がってしまい外に出て行きます。

    まるで「井の中の蛙」がそのままお話になったようで引きつけられました。

    世界は二人から始まるのだということを聞いたことがありますが、一人では何もわからなかったこと、新しい発見の中、かえるは変わっていきます。

    たった一人ではわからなかたことも、これからわかっていくのでしょうね。経験しながら発見していくことの大切さを思いました。

    投稿日:2008/07/19

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  • 井の中の蛙・・

    とっても素朴な色使いの絵本です。
    でも、井戸の中から、お月様を見上げている絵がたまらなく好きです。

    日本には、
    ”井の中の蛙 大海を知らず”
    ということわざがありますが、海外にも同じようなことことわざがあるのでしょうか?
    まさに、そのことわざ通りの絵本です。
    蛙が、だんだん世界を広げていく所が、面白いお話です。

    最後に、蛙が自分で選んだ、自分の世界は、仲間がたくさんいる世界でした。

    たぶん、もっと、読み込めば、その時々で、味が出てくる絵本なんでしょう。もうしばらくたったら、また読んでみたいです。

    投稿日:2007/04/13

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  • 外の世界へ

    井戸の中にカエルが一匹住んでいました。カエルはその井戸の中と、その上に見える空を全世界だと思っていました。ところが井戸の水が乾いてしまい、カエルは井戸の外にでてみました。世界の大きさ、そこに生きているものの多さにカエルはびっくり。それは初めて外の世界に接する子供と同じ姿なのかもしれないと考えました。この本は大人が読んでもとてもいい絵本だし、それだけの内容があります。目安は5歳から

    投稿日:2003/07/09

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  • まさしく「井の中の蛙」ってやつです・・・

    • かあぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    井戸の中にかえるが1匹すんでいました。ずっとずっと前から住んでいるので、かえるはこの井戸のが世界の全部だって思っていたんです。でもある時、井戸の中の水が全部なくなってしまったので、井戸の外を見に行く事に・・・。まさしく「井の中の蛙」ってこのこと? 最後にかえるくんがとった行動は、子供たちにもじゅうぶん理解できたようで「みんなと一緒のほうがいいよね!」って娘は言ってました。緑色を基調に描かれたかえるくんも、愛嬌があってかわいいですよ。

    投稿日:2002/06/21

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