挿絵があまり民話っぽくありませんが、なんとこの絵本は「ベネズエラ」の民話だそうです。
ベネズエラって、どこにある国か、すぐに答えることのできる人はいますか?中南米の小さな国です。
本自体は1994年に邦訳されていますが、言葉の使い方がちょっと古めかしい感じがしました。
「セニョール」は男とか、ある男の人とか、ある若者とかに訳してほしかったなぁ。始終「セニョール」という人称代名詞で通されたのは読み辛かったです。
物語自体はその国に伝わる民話なので、
昔話っぽいテイストでした。やはりどこの国でも星や月や太陽など、自然に関わりのあるものに対して語り継がれている話って、あるんですね。
昔話や民話は基本的には年れを問わず楽しめる物語だといわれていますが、この絵本は少々年齢が高くないと、とっつきにくいかもしれません。
高学年以上のお子さんたちにいかがでしょうか?