「てつたくんの じどうしゃ」 なかなかよいと思う みんなの声

　人気の絵本は常に、読み手・聴き手をその中に招き入れ、
同じ乗り物にみんなで乗る感覚を抱かせてくれます。
黙って見ていようが、あーだこーだと口をはさもうが、
単純化され、清潔感のある描写から目が離せなくなった様子が
その何よりの証拠となります。
　わたしも乗る！と、娘の一言がすべてでしょう。
わたなべしげおさん、ほりうちせいいちさん、
ステキな絵本をありがとう。感謝、感謝。

とてもシンプルな絵で、車というものの仕組みがわかる本です。ひとつひとつの部品をどのようにくみたてると、走る車になるのかが分かります。絵だけ見てもわかりやすいので２歳の次男によんでも楽しめました。最後にママが登場して乗せてあげるところが好きみたいです。

2歳11か月の車好きの息子に図書館で買りました。

タイヤが四つころがってきて、心棒が出て来たりする…など、何となく車の構造がわかり、車好き心をくすぐる1冊。
やはり、車大好きの息子のくいつきはとても良かったです。

絵もかわいいし、文章も子どもの口調に似ていて、とても読みやすいです。
私は「こどものとも　年中向き」で読んだのですが、車好きなら1歳半くらいから喜ぶと思います。

車の部品が順番にころころ転がってきます。

それがどんどん組み合わさり、車になります。

表現の問題でひとつきになるところがあり、

車のタイヤが順に転がってくる部分を

なぜかタイヤと言わず、車と読んでいます。

この部分が子供も疑問に思ったようで、

「車？タイヤだよ！」と突っ込まれました。

そうだね、間違えた、タイヤだったと言い、

タイヤを読み変えましたが、何で車なんでしょうね。

そこだけちょっと引っかかりました。

そっか〜、車ってこんな風になってんだ･･･と妙に感心☆
シンプルにするとわかり易い☆

タイヤが「車」だったり、「芯棒」とか少し表現が
難しいところは、読み替えました。
絵もシンプルで、それぞれ愛嬌があってＧｏｏｄ☆

うちの子は女の子なので、車の絵本はあまり読まないのですが、堀内さんの絵がかわいらしかったので挑戦しました。
タイヤがあって、軸があることでうまく転がって・・・と車の仕組みを簡単に教えてくれます。色がカラフルだったり、それぞれのパーツに顔があっておしゃべりもするので娘たちも親しみを感じたようでした。
最後にお母さんを乗せては知っちゃうところに、親子でびっくりしました。
・・・でもやっぱり、車好きの男の子にお勧めします。

子どもにとって、次々と組み立てられていくじどうしゃに、ワクワクとした感じがするようです。
大人の私としては、少々物足りない感じがありましたが。。
工作好きな人は、これを見て「作れそう！」とか感じるのかもしれませんね。
私が好きな場面は、てつたくんのおかあさんが出てくるところです。そして、裏表紙。
男の子って、ママに対してこういうやさしい気持ちを持っているなぁって感じました。

”・・・したらね、・・・だって。”
という、語り口調が、とっても心地よいです。

とっても、単純な車が出来るまでのお話です。
が、子供に読んであげたい絵本です。

堀内誠一さんのほっぺのピンクの下に鉛筆の○が見える絵がとっても好きです。