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きみとぼく(文溪堂)

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ぴっぽのたび自信を持っておすすめしたい みんなの声

ぴっぽのたび 作:刀根 里衣
出版社:NHK出版
税込価格:\1,760
発行日:2014年11月10日
ISBN:9784140361177
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,169
みんなの声 総数 67
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  • めくるめく夢の世界

    • 大行さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 千葉県

    ページを開くたびに思わずため息。和のかおりがそこはかとなく漂う画面構成に目を奪われて、ものがたりの進行を忘れてしまいそうになる。そんな絵本です。お話しは遠慮がちに、でもしっかり考えられていて、悲しくなり、寂しくなり、嬉しくなって、胸が締め付けられる結末が用意されている、クオリティーの高い作品。
    4,5歳向けだと思うのですが、大人が手に取っても十分に楽しめます。保育士志望の学生たちが、感動の溜息をついていました。日本語版の刀根さんの作品はこれだけのようですが、翻訳前に入手して読んでみようと思っています。

    投稿日:2015/01/10

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    3
  • 色彩の魔法

    とにかく色彩が美しい。
    鮮やかな赤と、優しいピンク、そして青い小さなぴっぽが印象的な表紙。
    めくって表紙見返し部分も、繊細に描かれた植物の濃紺が美しい。

    5月の黄色に始まって、6月の緑、7月の水色、8月の碧、9月の金色、真っ赤な10月、そして雪の降る冬へと続き、やがて春色の4月を迎えます。

    どのページも、どのぺーじも、つい手をとめてしばし見入ってしまう美しさで、まるで色彩の魔法にかかったような気持ちでした。
    1枚1枚、額に入れて飾りたいほどの幻想的で素敵な絵の数々に、思わず溜息が出るほどでした。

    お話も、ちょっとせつないような、それでいて最後には温かい気持ちにさせてくれる素敵なお話でした。

    いつもひとりぼっちだったぴっぽの夢は、たいせつなともだちに出会えたことでかなえられました。
    ぴっぽはもう、ひとりぼっちではありません。

    4月、新しい出会いの季節に読むのにピッタリの絵本でした。

    投稿日:2015/04/14

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    2
  • 遠い夢

    5月、6月、7月…四季折々の色が幻想的で、思わず見惚れてしまいます。

    それぞれが美しい世界だけど、どこか満たされない、そんな寂しさも感じられる。
    眺めながらどうしてこんな気持ちになるのだろう…と、少し泣きそうになりました。

    「めぐる季節の中で、必ず変わらないものもある」
    ぴっぽはようやく出会ったのですね。ずっと一番近くにいた大切なものに…。

    私は8月の海が好きです。
    鏡のように自分の中に映る星たちに、触れてみたい…一緒に踊ってみたい…

    みんな自分の居場所があってそこで生きて、それでも誰かに会いたいとかどこかへ行ってみたいとか、何度も遠い夢を見ているのですね。

    投稿日:2015/04/11

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    2
  • カラーセラピー

    静かなのに、強く込み上げてくるものがあります。

    移りゆく季節に、止まることのない時間を感じました。
    そこで出会う動植物たちの言葉に、じぶんにないものを求める想いが見えました。

    “誰もが、孤独を感じたり、じぶんの居場所を求めている”

    切ない想いと、ひとりじゃないという、心強い気持ちが湧いてきます。
    そして、一番大切なモノが、何なのかも…。

    美しい色彩に酔いしれて、ますます胸がいっぱいに。
    心の奥に眠る想いを目覚めさせ、癒してくれる、そんな感じの一冊でした。

    投稿日:2015/04/08

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    2
  • いい夢が見られますように♪ 受賞レビュー

    4歳の娘は、毎晩「いい夢が見られますように♪」と言って、
    お布団に入ります。

    夢への思い入れがとても強い娘にとって、〈ゆめのたび〉の物語は、
    すごく心に響いたようで、うっとりした顔で聞いていました。

    大人っぽい芸術的なイラストですが、茶目っ気もあって、
    ヒツジちゃんの真っ赤なリボンとほっぺがとてもキュートです!
    娘も「かわいい〜♪」と喜んでいました。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    ナント、この作品を娘に読んだ翌日に、保育園でも先生が
    『ぴっぽのたび』をみんなに読んでくれたそうで、
    娘が「先生がぴっぽのたび、読んでくれたんだよ♪」と
    喜んで帰ってきました!

    先生がページを開いた途端、みんなが「きれい〜!!」と
    言っていたそうですよ。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    刀根さんの作品は、色使いが素晴らしく、ページを開くたびに、
    毎回、感動があります。中でも、白色がとても美しいです。

    娘には、美しい絵をいっぱい見せてあげたいと思っています♪
    どうかこれからも、たくさん絵本を作って下さい!
    楽しみにしています!!

    投稿日:2015/04/06

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  • 大事な宝物です

    子供もいないのに、猫が好きで「猫の絵本って結構おおいなぁ〜」というのが、絵本に興味を持ったきっかけなのですが、猫も出てこないのに、あまりの絵の美しさに手元に置きたくなったのが、この絵本です。

    疲れた日の夜や、ふとしたときに、時折、ページを開いてはうっとりしています。

    刀根さんは雑誌などで紹介されていて、以前から注目していたのですが、日本語版がなかなかなく、最初に購入したのは「very big carrot」でしたが、刀根さんの美しい絵を堪能するには、少し小さいように思いそこが不満でした。

    でも、待ちに待った最初の日本語版の絵本「ぴっぽのたび」は、大きめのサイズで、その点でも満足でした。

    ぜひぜひ、多くの方に紙の絵本で、この作品を堪能していただきたいです。

    投稿日:2015/03/31

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  • 風景との調和

    鮮やかな色を基調にしたグラデーション、特にホワイトの使い方がとても効果的で、透明感と同時に奥行きも感じられる幻想的な風景の数々。それはもう、物語の背景と呼ぶのは、もったいないような素晴らしさです。

    風景が魅力的な絵本作家さん・・・ふと葉祥明さんを思い出しました。葉祥明さんの絵は、稲穂などがなびいているような風を感じるイメージですが、刀根さんの絵は同じ風景でも、ほんわかとした丸い形が多く使われていて、その空間に風景が浮かんでいるようなイメージでした。だから、夢の中の景色の幻想的な感じがより強く感じ取れるのかもしれません。

    カエルのぴっぽと羊は、とても愛らしく、風景に同化しているけれど、不思議に存在感もあります。ぴっぽは羊と出掛け、いろいろな動物の果たせない夢や思いを聞いたのに、なぜか羊をおいて一人でどんどん行ってしまいます。羊が自分のそばにいなくなってはじめて知る羊の大切さ・・・。そして冬を越え、春が来てやっと羊と再会。物語も奥が深く、味わい深いです。

    子どもでも絵の美しさやカエルや羊の可愛さを楽しめると思いますが、大人にとっては、何度も手に取りたくなる、時間を忘れて眺めていたくなる絵本だと思いました。

    投稿日:2015/04/01

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  • 求めていたもの

    • 武蔵さん
    • 40代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子0歳

    おそらく、これは大人の絵本になるのでしょう。しかしこの絵の素晴らしさは子供にでも十分に伝わると思います。いや、子供にこそ伝えたい絵本です。
    なくして初めて気づく、本当のこと。
    子供の成長と共に何度も読み伝えてあげたいと思います。

    投稿日:2015/03/29

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  • 素晴らしいの一言です

    物語も文は短めなのにとても心に響き、心温まります。
    友達の大切さ、温かさを改めて教えてくれる本。
    子供たちにもしっかりと読んであげたい絵本です。
    絵を見るだけでも、まるで美術館に居るような、そんな気持ちになります。
    絵の美しさ、物語の素晴らしさに、この絵本を読んだ後はとても心が温かくなります。
    素晴らしく美しい、素晴らしく素敵な絵本です。

    投稿日:2015/03/27

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  • すごく素敵

    1年生と5歳の娘たちと読みました。かえるのぴっぽがひつじと夢の国を巡るお話なんですが、なんといっても絵がすごくすごく素敵。溜息とついちゃうほどです。絵をじっくり見て感動してしまい、私の方が娘たちに「ねえ、次のページにいってほしいんだけど」なんて言われてしまうほど。手元に置いておきたい素敵な絵本ですよ。

    投稿日:2015/03/07

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