新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

こんぴら狗自信を持っておすすめしたい みんなの声

こんぴら狗 作:今井 恭子
画:いぬんこ
出版社:くもん出版
税込価格:\1,650
発行日:2017年12月
ISBN:9784774327075
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,617
みんなの声 総数 3
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  • 知っている地名があるとなお楽しい

    病気平癒祈願の道中記が犬の目線で描かれています。

    私が一番共感を持って読めたのは、目の見えない子どもと母親の道中でした。

    ちょうど、愛知の佐屋(愛西市)、有松(名古屋市緑区)万場(中川区)などが出てきて土地勘もあるだけに情景が目に浮かぶように臨場感を持って楽しめました。

    睦月の旅を江戸時代の地図を使ってたどってみても楽しそうです。

    長い距離なので、当然楽しいだけではありません。助けてくれる人、そうではない人、人々の生活の機微が伺えました。

    3年をかけたという労作です。夏休みに江戸の情緒に浸ってみるのもよさそうです。

    投稿日:2018/06/11

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    1
  • 素晴らしい本です!!

    昔、自身が行けない金毘羅参りに
    犬を代参に出したという・・こんぴら狗。

    こんぴら狗の存在を、私は知りませんでした。
    犬好きの作者が、数少ない資料をくまなくあたり書き上げた一冊。
    (巻末の参考文献の数がすごいです)

    死にかけていた犬のムツキを拾って育てた弥生。
    その弥生が重い病にかかり、
    快気を願って、金毘羅参りを託されたムツキ。

    道中たくさんの波乱がありながらのハッピーエンドは、すがすがしい気分です。
    作中何度か、目の不自由な人が登場するのは
    作者の意図なんでしょうか。
    特に、後半、盲導犬のように少年を導くムツキは、また違う趣があります。

    完全に時代小説的ストーリー展開だけど
    児童書なのでルビや注があり
    難解になりがちな読書の助けとなります。

    大人でも読み応え十分。
    是非ご一読を!!

    投稿日:2018/12/16

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