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ふたりの雪だるま自信を持っておすすめしたい みんなの声

ふたりの雪だるま 作・絵:M.B.ゴフスタイン
訳:谷川 俊太郎
出版社:すえもりブックス
税込価格:\1,650
発行日:1992年
ISBN:9784915777073
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,871
みんなの声 総数 9
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  • イラストも味わい深いです。

    登場人物には顔が描かれていないイラストで、それがまた読み手が表情を想像しながら読めたりと味わいがありいいな〜と思いました。
    わくわくする楽しい絵本というより、どこか静けさの中に温かさを感じられる絵本、そんな印象を受けました。
    作った雪だるまがひとりぼっちで気になってしまう、優しいですね。

    投稿日:2020/04/10

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  • ゴフスタインの絵本は、この絵本の出版元である「すえもりブックス」の代表だった末盛千枝子さんの著作で初めて知りました。
     この絵本の奥付を見ると、発行は1992年11月となっています。
     残念ながら「すえもりブックス」は今はもうありませんが、現在は「末盛千枝子ブックス」として別の出版社から復刊されていたりします。

     この本の表紙見返しと裏表紙見返しには出版社でつけられた内容紹介とミニ解説がついています。もしかした、末盛千枝子さん自身が書かれたものかわかりませんが、この見返しも必読です。
     その中にゴフスタインがアメリカのミネソタ州で生まれたとあって、そこはカナダと接する北国で、彼女がここに住んでいた頃は毎年のように11月の弟の誕生日にはその冬初めての大雪が降ったようなことも書かれています。

     そんな思い出がゴフスタインにこの絵本を描かせたのかもしれません。
     「十一月に入って、今年はじめての猛吹雪のあと」という文章とともに、窓から外をを眺めている姉と弟が描かれています。
    雪が積もったあと、二人は外にでて雪だるまを作ります。
     お姉さんは弟に「大事なのは新しい雪の上を転がすこと、そうしないと泥や小枝がくっついちゃうよ」と教えます。
     きっとゴフスタインも小さい頃にそんな風に弟に教えたのでしょう。
     でも、二人がこしらえたのは一つの雪だるま。
     お姉さんはそのことが気になって、ついにがまんできなくなって外にでます。
     もうひとつの雪だるまをつくるために。

     この絵本では姉弟だけでなく、家族がとてもよく描けています。
     だから今でもゴフスタインは人気のある絵本作家なのだと思います。

    投稿日:2019/12/22

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  • 言える人と言えない人・・

    女の子が弟と雪だるまを作り
    一人ぼっちの雪だるまに
    今度はお父さんと雪だるまを作って寂しくないようにする・・。
    ただこれだけのことなんだけど
    暖かい気分にさせてくれて、
    ちょっとクスッとなるところがいい(#^^#)

    特に
    雪玉を作るところで
    弟には「新しい雪の上で転がして、ゴミを付けないように」と指導するのに
    お父さんには言えなかった・・ってところが
    すごーくウケた。
    でも「ガウンを着ているみたい」ってところも、またおかしかった。

    ちょっとした日常に、しあわせはいっぱいある(#^^#)

    投稿日:2019/04/06

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  • 冬だけど暖かそう

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    大好きなゴフスタインさんの絵本。
    線で描かれたものではなく、グレーの紙にパステルで描かれているのが
    珍しくて手に取りました。

    白い雪や、子どもたちのたぶんウールであろう洋服の感じが
    グレー地にパステルのこの表現でとっても感じが出ててなるほどなぁって思いました。
    雪の中で遊ぶ子どもたちやお父さんの後姿がかわいい。
    お父さんも子どもたちに負けじと、腰をぽっきり曲げて
    無心で雪だるまを作っているのがいいなぁと微笑ましかったです。

    冬で雪のお話だけど、あたたかいぬくもりを感じます。
    幸せな家族のお話です。
    そしてもうひとつ思ったのは、「あちらの雪だるまは、玉が三つで足もあるんだなぁ」ということでした。

    投稿日:2011/08/22

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  • 特別な雪だるま

    仲良しの弟と一生懸命作った特別な雪だるま。
    だからこそ 女の子は 
    雪だるまがひとりで佇んでいることに とても心を痛めるのでしょう。
    自分だけ楽しく食事をする気分になんてなれない。

    対するお母さんはお決まりのセリフを言うのだけれど、
    それでもこの両親の対応はすばらしい。

    またひとつ 特別な雪だるまが出来上がり
    読んでいて ほんわかした気分に。
    弟が言う最後のセリフ。
    「これで雪だるまもふたりになれたね」
    この『も』に弟の優しさと家庭のぬくもりを感じます。
    やさしいお話で大好きになりました。

    投稿日:2008/12/24

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  • しんみりと温かい本

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    パステル画で、登場人物は顔が描いてありません。
    でも、表情が目に浮かんできます。

    兄弟で楽しく作った雪だるまですが、ひとりぼっちで暗い中立っている
    雪だるまがかわいそうで、デザートが食べられないほどです。
    お父さんが一緒に、もうひとつ雪だるまを作ってくれます。

    1つめの雪だるまは、汚れないように気をつけて作りますが、
    お父さんは、ごみや落ち葉をくっつけてしまいます。
    でも、きれいなガウンにみえるという所が、じーんとしました。

    寒い夜にお薦めな本です。

    投稿日:2006/11/14

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