手島さんの絵本はいつも 感動します
北海道に生息する えぞももんが リスの仲間です 木から木へ飛び移り 夜行性の動物です
キツツキの古い巣穴に こけや 木の皮をしいて 暮らしています
天敵から身を守り 安全な木の洞穴の中で 子どもを育てています
子どもは1ヶ月間は母親のお乳を飲んで成長し 母親に教えてもらって飛ぶことを覚えるのです
そして ふたつきたつと 自分の巣穴を作るのです 自立するのです
何匹か仲間と一緒に 暮らすのです
冬の寒いときは お互いのぬくもりで 温まり 助け合って生きていくのです
夜に目を覚まし 食べ物を探しに行くのですが
みんなで見張りあっているところは さすがに協力して生きる知恵を備えています
すごくかわいいので 思わず 微笑みます
天敵のおおきなふくろうから逃げるときの 俊敏さは見事です
生きる力の素晴らしさに 感動します
そして 木の間から ふくろうがとんでいく姿をみている かわいいえぞももんがの愛らしさに 癒されました
版画の絵本の素晴らしさにも 感動します